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数字の1は、な~に?

ピアノを習い始める年齢は、さまざまです。
私は、大手音楽教室で仕事をしたことがありますが、クラスによっては 2歳児さん3歳児さんも受け入れていました。
2歳児さんだと、まだ言葉があまり出なかったり、オムツを付けているお子さんもいます。
グループレッスンのところが多いので、親御さんも含めてワイワイガヤガヤと、遊びの延長で楽しんでいただくことになります。
ボールを転がしたり、リズムや曲に合わせて身体を動かしたり。
クレヨンでお絵かきといっても、画用紙からはみ出すぐらいの勢いで、クネクネやぐるぐるを書くぐらいですが、これも、鉛筆をもつ練習です。
このぐらいでピアノの前に「一人で座る」のもなかなか難しいので、親御さんのお膝の上だったり、後ろから支えてもらったり、あとは 立ったまま歩くように弾いていったりします。
ずっと「遊ぶ場所」だけにならないように、講師も指導進行内容は入念に組み立て、レッスンを追うごとに、「ピアノレッスン」に近づくようにしておりますが、親御さんのご協力が必要になります。

さて。楽譜の読み方を教える時には、小さなお子さまにはまず、「リズム」と「指番号」「上がると下がる」です。
5線だと混乱するので、はじめは 玉だけ。
リズムは音符の形で 絵のように覚えていきますが、苦戦するのが、数字です。
大人は当たり前のように書ける 4 とか 5 は、未就学児さんたちは、読めてもなかなか書けません。
また、1→いっこ、2→にこ みたいに 1~10まで数えるのと、指のお名前が「12345」だと連動して解釈するまでに時間がかかるお子さんもいます。
それから、初めに12345で どれみふぁそ を弾いてばかりいると、「1=ど」だと思ってしまい「ら のお指がない!」ということになります(我が子がそうでした)
そのために、移調も同時に教えるテキストもあります。

どれみふぁそらしど、も、読めない、または読めても書けない、など、日本語って難しいですね。
今はアルファベットで教えるテキストもありますが、日本人は、どれみ(イタリア語)、ABC(英語/読み方によってはドイツ語も)、ハニホ(日本語)と、たくさん勉強することになりますので、混乱しないように注意しながら指導していくことになります。

そんなわけで。
小さなうちは、「ピアノ教室」と言っても、書いたり読んだりという時間のほうが少し長いかもしれません。
どうか、「いつからピアノの前に座って、メリーさんの羊が弾けるんですか!?」と、焦らずに。
基礎がきちんと分かれば、そこからはぐぐーっと伸びていくはずです。


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