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難しい曲。

発表会などで
「難しい曲を弾かせてください」
というご要望が、ご父兄からくるときがあります。

理由としては
①目標を高くしないと練習しない
②同級生が難しいのを弾いていた
③プログラムに曲名が載るからあとで自慢できる
などなど

①ですが、二通りに分かれます。
頑張らなきゃ、とやるタイプ。と
難しいからピアノの蓋すら開けたくなくなるタイプ。
なので、べらぼうに難しいのを選んでも、そのお子さんは潰れてしまっては元も子もありません。
本番までの日数を逆算しないと、生徒さんも講師も苦しみます。

②。
同級生は、いつから初めましたか?習って何年目?練習時間は同じですか?
環境ややっていることが違うのに、ただ「同じ歳」というだけで比べるのは、ナンセンス。

③は、うーん。当日の出来はともかく、プログラムには曲名が載りますね、
さらには、学年も記載されることが多いですから、あとから「◯年生ではこれを弾いた」という自慢(まさに!)をなさりたいわけです。
それから例えばその曲が「簡単バージョン」に編曲されているものだとしても「◯◯編曲」まで載せなければ、まるでちゃんと フルで楽譜通りに弾けたかの印象です。(ただ楽譜通りに音をだしただけ、というのは、これまた別問題ですが)

③で困るのは、「前に習っていた」方が転籍されていらっしゃる場合。
前回の発表会では◯◯を弾きました、ほら!とプログラム持参で体験レッスンにお越しになることがありますが、弾いていただくと、
??あれ!!?
ということになったりします。でも、ご本人も親御さんも「弾いたんだから!」という自負(と、自慢)があるので、譲りません。
いざレッスンが始まって、基礎からやろうとしても「こんな簡単なもの!」と練習もサボります。
難しい(と、親御さんが思っている)曲を持ってきて、基礎練習や繰り返し必要なテキストは、初見状態。
本末転倒です。


前に、習って一年目の年中さんのお母様から
「次回の発表会は子犬のワルツで。次の発表会まで一年あるし、できますよね?みんな弾いてるし。」と言われたことがあります。
みんな弾いてるし、の「みんな」のところはさておき、はじめて一年で子犬、というのは かなりの努力をしないと難しいです。
はじめて一年の小学校高学年、だとしたら、また違うかもしれませんが(骨格やら手の大きさやら、理解力やら)

それから、「難しい」の考え方ですが
速い曲
長い曲
有名な曲
このあたりだとおもわれがち。

速い曲=難しい
というわけではありません。
ねこふんじゃった、や、ブルグミュラーのアラベスクなど、ツルツルと滑りながら速く弾けたとしても、曲の完成度としては、かなりもったいないです。

長い曲。
これも、ただだらだら長ければ難しいのかというと、そうでもない。

有名な曲。
これもまた、難しいかどうかは、弾く年齢や、習得したテクニックによりますね。

人によっては、
スケール(音階)が苦手、
指をひっくり返すのが苦手
和音が苦手
アルペジオが苦手、
スタッカートが苦手、
スラーで弾けない、
などなど、難しさを感じるところが違いますから
「難しい曲」=「苦手な曲」なら分かりますが、親御さんたちが求めるのは
「難しい曲」=「わーすごい」と思われる曲なんですよね。

お気持ちは分かります。
でも、ただヨロヨロと何とか最後まで音を出しただけでは弾いたことにはなりませんし、むしろ お客様たちからは「あらあら~」という感想しかいただけません。
それでしたら、きちんとレッスンを受け、おうちでの練習もしっかりとしてきてください。
それから、必要な課題のものは軽視しないこと。

上手になって、ご希望の「みんなにすごいと言われる曲」を弾けるようになるには、地道な努力しかありません。


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