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舟歌。

舟歌、という名前のついた曲が いくつかあります。
メンデルスゾーン、ブルクミュラー、それから ショパンも有名ですね。
舟歌は8分の6拍子で書かれることが多いです。

拍子記号について、少しご説明しましょう。
4分の4、4分の3、など いろいろあります。
分数ではありません。
数字は縦に書かれますが、下から上に向かって読みます。

4分の3拍子を例にあげてみます。
下の「4」が 4分音符
上の「3」が、1小節(線から線まで)に 4分音符が 3個分入っていますよ、ということになります。

4分の2、だと
4分音符が 1小節に 2拍ぶんずつ数える
と いうのが 答えです。

2分の2 というものもあります。
今度は 基本となるのが「2分音符」です。
2分音符が1小節に 2つ分入る曲です。

話が戻りますが、舟歌の「8分の6」ですが、
8分音符が 1小節に6つ入る曲になります。

8分の6拍子は、「6拍子」ですが、「大きな2拍子」として表現して弾きます。
拍子や 強拍や弱拍のお話は、また 機会を見て書きますね。

舟歌を4分の2や、2分の2で書かず、8分の6拍子で書くのには、理由があります。
舟、は 船ではなくて、小舟、あるいは ゴンドラです。
有名なところですと、ベネチアの水路で生活の一部になっている舟ですね。

船頭さんが、オールで右、左と、ぎーし ぎーしとゆっくりと漕ぎます。
水面が ちゃぽんちゃぽんと揺れるなか、ゆっくりと進んでいきます。

オールを左右に動かすのが、いーち、にー。
でも、2拍子では余韻がない。
そこで、1、とん、とん、2、とん、とん、と数える8分の6がぴったりなわけですね。

曲を表現していく上で、曲名や、作曲家が書いた場所やその時の作曲家の精神状況や仕事、恋愛、国の事情などなど、知ると 演奏の幅が広がります。
それから、風景などが 表現に影響することが多いので、色々なものを観たり 色々なものを食べたり、感じたりするのも大切です。

先ほどのベネチアのゴンドラも、舟の形や大きさ、波の上での感覚、ゴンドラから観た風景などなど、私も実際に体験してみて、初めて いろいろなものが繋がりました。

海外だと、そうそう行く時間がないかもしれません。
とくに、ベートーベンやショパン、バッハ、モーツァルト、ブラームス(書ききれません)などなど、たくさんの作曲家が作曲をしたヨーロッパは、日本から直行便で12時間以上かかります。

おすすめのテレビ番組があります。
世界の車窓から
心に刻む風景
などの、5分ぐらいの番組から

ダーウィンがきた
世界ふしぎ発見
などなど。

自分の家に居ながら、さまざまな海外の風景を観ることができます。
世界の果てまでイッテQ!
こんなところに日本人
も、知らなかった海外の風景が楽しめますね。

また、YouTubeなどでも、手軽に画像や動画が観られます。

映画もお勧めですよ。
ハリー・ポッターなどは、イギリス各地でロケをしていて、実際にある場所も多いです。

そんな訳で。
曲のイメージを膨らますために、いろいろな風景をみてみましょう、というお話でした。


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