嬉しいな。

先日、ある大人の方から、メールを戴きました。
震災の少しあとまで、約12年ぐらい所属させていた音楽教室の生徒さんからです。
そこの教室は、レッスン室が二部屋あり、奥にリビングがあるというスタイルのマンションで、リビングが待合室になっていました。

私はピアノを担当しており、土曜日のその時間は休憩時間だったりもして、近くには時間を潰すお店もないので、リビングにいることが多かったのです。

そこに、バイオリンを習いにいらしていた、お綺麗な若い女性がいらして、ちょうど 前の人のレッスンを終わるのを待っていらっしゃる、というタイミングだったりもしたので、お茶をいれてお話しにお誘いしたりしていました。
朗らかな女性だし、物腰も柔らかくて、話していても癒されていました。
私は土曜日は、当時、朝の8時から、夜の8時半までレッスンを請け負っていたので、その休憩時間は 癒しの源でした。
彼女が発表会に出る時に、伴奏をさせていただいたこともあります。
素直な音の並び方で、忠実に弾いてくださるので、合わせやすかったのを覚えています。

私は数年前、そちらの教室は 訳あって退職してしまいましたが(自分でいっぱいいっぱいになってしまって…)、こうして、離れた今でも、ご連絡を戴けるなんて、本当に感激。
このblogを見つけてくださり、読んでくださっていたんだそうです。

今はママになられ、お嬢ちゃんもリトミックを始めたそうです。音楽の縁は繋がっていくのですね。

世の中、色んなことがあって、凹むこともたくさるあるけれど、こうして 思い出してくださってご連絡をいただけるありがたさ。

ますます、「真面目に生きていこう」と襟を正したいと思います。

ありがとうございます。