ひとりごと。

明日は、東日本大震災から７年。
私は その時、あるマンションでレッスンをしていました。
当時、娘は高校生。
私の母と東京にいて、試験休みで在宅中に 揺れたそうです。

仙台には私と 父、離れた所に 当時小６の息子、東京には娘、母、弟夫婦。
携帯は繋がらず、お互いの安否も分からず、実家の中は足の踏み場もなく、揺れが続き…

翌日に連絡をくださったのが、娘の担任の先生。タイミング良く、実家の中に入った時の着信でした。
私たちの安否を娘と母に伝えてくださいました。
弟も、翌朝すぐに、会社の非常電話から「生きてる？」と連絡をくれました。
怖いけど大丈夫とだけ伝えました(精神的には 耐えられそうもなかったですが)

親友からも、電波が偶然に繋がったタイミングで携帯に電話があり、無事で良かったと泣いてくれました。

私の住んでいた地域や、実家のある団地は 海からは遠いのですが、近くの小学校裏や住宅地で ひどい崖崩れなどがあり、家がたくさん傾きました。
全国ニュースにも度々取り上げられていました。
幸い、我が家も実家も、中は足の踏み場がないくらい 物が倒れ、家具や食器が壊れましたが、家は無事でした。

でも、仕事もお休み、食料も雑貨も手に入らない、これからどうなるんだろう、いつまで続くんだろうという恐怖で、心が壊れそうでしたが、７年後の今、相変わらずピアノを教えながら生活しています(職場は変わりましたが)

当時は「音楽なんてやっている場合ではないのかもしれない」と思いましたが、心が癒されることのひとつに 音楽があるんだなぁ、と今は実感しています。

と、いうことで、(特に繋がりはない)明日は
レッスンをお休みにしていましたが、振替レッスンが入りましたので、日中は音楽に浸ります。
夜は、色々なことを発散しに、お肉を食べに出掛けてきます。