日が長くなりましたね。

夕方のレッスンも、夕陽を眺められるよう、カーテンをあけています。
18:00を過ぎてもまだ明るいです。
生徒さんと、空を眺めながら一緒の時間を過ごせるなんて、幸せだなぁ。
様々な色に変化する風景を見ながらピアノを弾くと、生徒さんの音色にも変化が。
ピアノは「弾く」だけでなく、「感じ取る」ことも大切。
風景、空気、匂い、現在、過去、未来


キラキラと差し込む朝陽。
スズメが戯れる午前の庭。
ガヤガヤと賑やかなお昼の風。
ギラギラと西陽が差し込む窓辺。
カラスがおうちに帰っていくオレンジの空。
飛行機雲が光に変わる夕暮れ。
いい匂いがしてくる、帰り道の住宅地。
紫色にが一瞬濃くなる山際。
日が落ちて夜になる瞬間の静寂。


少し離れて暮らす、友人のE子さんへ。
空も季節も移ろいます。
今は大変かもしれないけれど、必ず先には光がある。
だから今は夜を楽しんで。

ノクターンは、夜想曲。
これから夜になる時間を想うのか。
あるいは
あの時の夜は、と、思い出に浸るのか。

音楽は、言葉。
音楽は、色。

今夜の私からのおすすめは、ショパンのノクターン　８番。
Op27-2

ぜひ、寝る前のひとときに、空を見ながら聴いてみてね。
あんなことやこんなこと。いろ〜んなことを、空が吸い取ってくれますよ。
幸せを願っています。