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弾けるということ。

楽譜に書いてある音のところの鍵盤を下に押す。音符の長さにはもちろん気をつける。
強弱記号は、ピアノはよわく、メゾフォルテは少しつよく、フォルテシモはとてもつよく!だよね?
確かにそう。でも違う。
ピアノにも、フォルテにも、フォルテシモにも他にもまだまだまーだまだ、記号があるわけで。
しかも、どんなふうに強いのか、どんな色の弱さなのか。意味は一つではないの。
それから、曲にはフレーズがあって、お話とおなじ。
たとえば桃太郎の話しでは
むかしむかしあるところにおじーさんとおばーさんがいましたおじーさんはやまへしばかりにおおばーさんは川へ洗濯にいきましたおばーさんが洗濯をしていると大きなももがながれてきました。
ここまでを一気にひとつも息継ぎしないで、しかも平らに言ってみて。何をいっているのか、どこの部分がポイントなのか、伝わらないから。
曲も、そう。フレーズ、抑揚、全てに意味がある。

そんなわけで、ただ書いてある音を音符の長さ分押さえていれば曲になるわけではないのです。
感情を表現するには、音色(タッチ)の勉強もたくさん必要です。

日本では、ハノンは「ただただ力強く、速く弾く」みたいなメソッドに思われがちですが、いやいやいやいや… 
「タッチが何種類ぐらい出せるか選手権」があったら面白いですよ。自分一人で考えるもよし、お友達のを聞いて勉強するのもよし。
多彩な音色が、心を打つ演奏に繋がります。

私の教室では、タッチの研究に比重をおいたレッスンで終わることもあるくらい、大切にしています。
奥が深いんですよ。ピアノの楽器を理解していくって楽しいです。親友ですからね。


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