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無理ない姿勢、楽な発音2

こんにちは。今日も雨の1日のようですね。
前回同じお題でピアノを弾くときの楽器との距離や、体の関節の位置関係を基準に自分でも意識することなど書いてみました。

今回もその続きを書いていきます。
体の状態ができましたら、次に初めて手首や指先のことになります。
指先を立てて…とどの先生方もレッスンで伝えていると思います。うちでも指先のことは良くレッスンで口にしていますが、ひとつ指導する側も気を付けたいことがあります。

あまりレッスンに熱が入ってしまうと、気をつけようとコメントしたこと(指先を立てて…)に視野や意識が限定しがちになってしまうことがあります。

弾く側は弾きはじめの3音位は言われた指先のこと気を付ける余裕がありますが、曲を弾くときはどうしても指先、手首の体のことより、目の前に置いてある楽譜に書かれた音符が優先してしまうのでだんだんと指先は伸びてしまったり、ふにゃふにゃな状態に戻ってしまうことも多くあります。

弾く時に指先も気をつけるように、早い時期から自覚するような誘導を心がけて本人ができるよう工夫しています。

指先を立てられると機能性が上がり、音符の数が多い曲も弾きやすくなるのでさらに上手になっていきますのでここは特に大事な要素ですよね。

低年齢の人に良く見られる、鉛筆で字を書くときなど指先や肘などに余分に力がかかってしまうことも段々と必要以上の力はかけなくて良いと実感していきます。(必要以上な力を体の中に貯めてしまうと、次の動き始めが遅くなり、ミスすることにつながったり演奏の質にも影響します。)

年齢の若い頃から感覚で覚えたり定着していく要素は多いので、原則はあっても個々の生徒さんの状態にあわせて伝え方は当然変えて工夫しています。

指先のことはまた次回も書いてみたいと思います。


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