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指先まで有効に使うこと

ピアノを弾くときにいちばん最初に気を付けるように言われるのは指先のことだと思います。
ピアノを弾くときの準備として、指の爪が伸びていたら切りましょうということ。爪のある指の反対側、指の腹からみて指先の肉のカーブより爪がはみ出ていたら爪が伸びていますので、肉のカーブより見えないように数回に分けて爪切りで切ってください。

爪が伸びている状態でピアノの鍵盤を押すと、爪が邪魔になるので指先で触ることができず、状態によりますが指先の第1関節から全体で鍵盤を触る状態になる場合が多いと思います。

レッスンでは先生たちはなるべくその生徒さんが早く上手になってほしいという気持ちが基本にあって、先に目に入ってくるのは鍵盤と手や指先の使い方です。発音が遅かったり音がはっきり出ていないときは、たいてい指先が鍵盤に対してまっすぐ立っていないで鍵盤を触っていることが多いため、基礎テキストや曲が音やリズム通り弾けているか耳で聴きながら、目は鍵盤と指を注視しています。

生徒さんの年齢・学年や身長によって特に10歳以下の幼い子の場合は個人差が多きいため、その子の体の成長、指の使える度合いなども考えながら、より弾きやすくなるためにアドバイスしています。

ピアノは楽器サイズは子供用がなく多くの場合はワンサイズ、鍵盤の幅や数も似たような大きさのものを使うため、子供が使うには適した大きさではないことが前提としてあります。

ピアノを始めた年齢が早い場合に多い感覚が鍵盤の近くに座ると安心することだと思います。小学高学年で身長も高くなっているのに、膝が鍵盤の下に入るくらいピアノに近づいて座ろうとするのはこうした感覚が残っているからかもしれません。身長の変化に合わせて少しずつピアノから遠くに座ったほうが腕や指も長くなっている状態では少ない力で楽に鍵盤を触れるので効率は良いはずです。
指先を使う感覚は実は腕や肩回りの筋肉を使わないで鍵盤を触るほうがいろいろな音色も使えて上達しやすいというお話もしようと思いましたが字数が多くなってしまったので次回にしたいと思います。


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