ビデオ撮影

今年はこの時期に発表会を予定していたのですが中止にしたので、レッスンで弾いている曲が仕上がったら先生がビデオ撮影してお家のひとに送るようにしています。

ビデオを撮ると言うのは前もって知らせないで、いきなりその場で伝えて大丈夫そうな生徒さんは撮る形ですが、だいたいはその変化球に対応できるくらい余裕があります。

発表会ではよく緊張するということは聞きますが、人間なので人の前で何かやるときには緊張するのは自然なこと。
それに対応していく経験を短時間で少しずつ重ねていくうちに、中学生で5分くらいでも楽器の演奏やスピーチなどもできるようになっていきます。

さて、ビデオを撮ると集中することの練習にもなることがわかります。何度か撮り直ししますので、１発撮りはしませんが、弾く曲が1分にも満たなくても集中する必要が生まれるので生徒さんなりにトライして通して弾いている状態を形にしてくれます。

これは発表会前の通して弾くリハーサルより効果があるかもしれないとやってみて思っています。

またお家のひとにも好評で普段家では見ない表情を楽しめたり、家では弾いてても止まってばかりに聴こえていたのにすらすら弾けていることに驚いています…などお声もいただきます。

秋ころまで自粛する生活は続くと思いますが、ひとつの新しい楽しみになりそうです。