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もうむずかしくないね

「先生、この本はむずかしい!と言っておうちでの練習が思うように進みません。」

今年になってほかのお教室から移って来られた女の子さんのお母様が、お家での様子を教えてくださいました。

とてもやる気があり、前の教室の30分間と決められたレッスン時間では物足りなくて、私のところにいらっしゃったのでした。

ちなみに私のところでは、ごく一部の小さなお子さんを除いて初歩の段階から一回45分のレッスンです。

その女の子さんは一度聴いたものはよく覚えているし、簡単な楽譜ならどんどん自分で読んで弾けるのですが、ちょっと込み入った楽譜だと読むのが面倒なようです。

なので、手伝わなくても自分で弾ける易しい教材と、少し難しいけれど子どもの興味を引く挿し絵が載っていて、題名も面白い曲集、そしてテクニックをつける教材、この3冊に取り組んでもらっています。

その少し難しい教材、前の週に新しい曲の説明をして、一部を一緒に弾いてから宿題にしたのですが、今日も弾く前に聞いたら、

「ちょっとむずかしかった。」
というので、もっとみてあげればならなかったかと反省。

「どのあたりがむずかしかった?」
と聞いてみると、

「このあたり。3だんめ。」

やっぱり。
ヘ音記号の低い音域があまりなじみがなく読めないようです。

「じゃあ、一緒に弾いてみよう!」

きっかけの音やシャープの鍵盤を教えてあげたあと、ひとりで読んで何回か弾いてもらったら、たちまち簡単に弾けるようになりました。

そしてとってもリズムがいい!
アクセントの弾き方も説明したらすぐにコツをつかんで、鍵盤をとらえていい音で弾いてくれます。

もういいよ、と言っても何回でも弾いてくれて、もうお家でも大丈夫そうです。

最後に聞いてみました。

「最初はこのくらいむずかしかったでしょ?
(私が両手の手のひらを30センチくらい離して広げます)
今はどのくらいむずかしい?」

と聞くと、
私の両手をぴったりくっつけてニコニコしています。

GWで来週はお休みですが、きっと約束どおり暗譜してきてくれるでしょう。

次のレッスンが楽しみです!


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