日本クラシックコンクール　全国大会

今日は、日本クラシックコンクールの全国大会の審査で大阪に出向いた。

中学生の女子の部。

ここのコンクールは、男子と女子にグループが分かれていて、とても有難いと感じている。
中学生にもなると、体格からしてやはり差があるから。

それはさておき、やはり全国大会。

中学生と言えどもなかなかスゴい演奏が続いた。

最初の1年生のグループで、なんとすでに私は満点をつけてしまっていたが、第4グループまで聴く間に、私の中の1位から5位はかなり変動した。

というくらい、驚くべき才能を感じさせてくれる中学生が何人もいた。

最近、特に若い子の演奏を聴くと、驚く。

日本の若い子たちは、どうしてこんなに上手になってきているのか。

早熟だからか。
体格がいいからか。
良いものを食べているからか(笑)。

私は、何よりも、
「世界中の質の高い演奏を聴く機会が昔よりはるかに増えたから」
だと思っている。

海外も近くなった。
YouTubeではいつでもどこでも著名なピアニストの演奏が聴ける。

この環境で、上手くならないわけがない、と私は思う。

若い頃にどんどん「いい演奏」に触れてほしい。