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和歌山市 ピアノ教室 千田和美

  • キーシン続き

    私はキーシンの大ファンだ。 大ファンというと軽い感じがしてどうも嫌なのだが、大きく括るとファンということになるのだろう。 キーシンと同じ時代に生きていられことに、本当に感謝している。 たとえベートーベンやショパンとは違う時代に生まれてしまったとしても、それよりもキーシンと同じ時代がいい。 というほど好きだ。 先日のコンサートでは、2部のラフマニノフのプレリュードを聴いている間に何度も泣けてきた。 泣けると言っても、「メロディが美しくて」とかではない。 何だろう。 ずーっと聴いているう... 続きを読む

    2018年11月23日

  • キーシン

    ブログの更新をすっかりご無沙汰してしまった。 バタバタしていたのもあるが、スマホの調子が悪かったのも原因の一つ。 ......とそんなことよりも、エフゲニー・キーシンのコンサートに行ってきたことを言いたい。 キーシンは私にとって、この世の中のすべてのピアニストの中でも別格の存在で、どれだけチケット代が高くても来日したら必ずコンサートに行く。(ちなみに今回は19000円(。>д 続きを読む

    2018年11月15日

  • 日本クラシック音楽コンクール

    今日は日本クラシック音楽コンクールの本選の審査のため、豊中まで行ってきた。 大学生と一般の方、そして高校生の審査であった。 大学生や一般の方の審査は、講評を書くのも時間が割りとたっぷりとあるからゆっくりと聴くことが出来る。 今日もだいたい一人10分ほど時間があったので、じっくりと聴かせていただいた。 大学生も面白かったが、高校生、しかも3年生の演奏は揃いも揃ってなかなか面白かった。 それもそのはず。 だいたいの場合は音楽大学を受験するためのリハーサルにしているからだろう。 もうすぐ推薦... 続きを読む

    2018年10月23日

  • 英語でレッスン

    この間から、娘のインターナショナルスクールのお友達のインド人の女の子が、ピアノを習いに来ている。 100%インド人の女の子で、つぶらな瞳がとっても可愛らしい。 小学校でいうと2年生だが、お母さんも本人も全く日本語が理解出来ないので、当然全て英語でのレッスンになる。 一回目のレッスンのとき、ピアノを開けて、さぁ、これが「ド」よ!と教えようとして、「待てよ.....」と考えた。 「ド」でいいのか? 確かに日本でも「ドレミ」と教わるくらいだから、世界中共通なのかもしれない。 でもインターナショナ... 続きを読む

    2018年10月19日

  • 弦楽8重奏

    先日、シュツットガルトから弦楽八重奏団が和歌山に来て、私はお仕事で行けなかったが娘は連れて行ってもらって行ってきた。 そして、終了時間よりもかなり遅くなってから帰って来たのだが、その顔がものすごい興奮している。 「これ!見て!」 と、カバーも外し、入れ物からも出した状態の丸いCDを見せてくれたのだが、CDの表面に所狭しと何やらぎっしり書かれている。 それは8人分のサインであった。 よく見るとサインだけではなく、そんな小さな所にクラリネットの絵まで書かれている。 なんとサービス精神が旺盛な... 続きを読む

    2018年10月15日

  • 続 ピアノの森 

    娘が「ピアノの森」を読み始めて2週間が経つ。 私もパラパラと読んでみたが、なんだか女の子が読む漫画じゃないんじゃないの⁉と思うような描写で、少し不安になった。 が、もうすでに読み始めてしまっている娘に今更止めろとは言えず、まぁいいか、と見守ることにした。 今の時点で20巻まで読んでいるらしいが、面白い状況が起こり始めている。 毎日、練習が終わった頃に 「今から私5人分演奏するから、どれが「コンクールに勝ちそう」で、どれが「勝たないけど好き」か、決めて❗」 と言ってくるのだ。 そして、簡単な... 続きを読む

    2018年10月4日

  • 津田くんのコンサート

    津田裕也さんというピアニストのコンサートに行ってきた。 シューベルトの楽興の時から始まり、ショパンのソナタ3番で終わるというプログラムだったが、とにかくシューベルトが素晴らしかった。 私も年齢を重ねるごとにシューベルトが好きになっていっているが、同時に難しさも分かってきている。 どれほど美しい音色で弾かなくてはならないのか、どれほど純粋な音楽でなくてはならないのか。 シューベルトがベートーベンの影響も受けていたことも大切な要素だし、かといってベートーベンほど性格的に暗くも重くもないであ... 続きを読む

    2018年9月30日

  • ピアノの森

    「ピアノの森」という物語をご存知だろうか。 もう随分前にアニメーションにもなったらしいが、私は全く知らなかった。 「のだめカンタービレ」のときも全く興味がなく、テレビも結局一度も見なかった私だが、「ピアノの森」の漫画をある生徒がipadで読んでいるのを見て、「これ何?」と聞いたらその子が「ピアノの話。めちゃくちゃ面白いから読んでて止まらない!」と言うので、ちょっと興味を持った。 漫画というのは、子供にとってはとても良い教材だと私は思っている。 もちろん活字だらけのものを読んで自分で想像を膨ら... 続きを読む

    2018年9月22日

  • 練習しんどくない

    ある一人の生徒に 「練習しんどい?」 と聞いたら、困ったような顔をして 「しんどくない。」 と言った子がいる。 たいていの生徒は、ちょっと苦笑いしながら 「......しんどい」 とか 「しんどい時もある」 とか答える。 「しんどくない」と答えた生徒に 「お母さんは一緒にしてる?」と聞いたら 「ううん。一人でやってる」と言う。 現在小学校3年生の子だ。 そういえばその子のお母様は、ピアノをあまりやったことがないので分からないと、以前私に言ってらした。 「毎日どれくらいやってる?」 とお決まりの... 続きを読む

    2018年9月13日

  • 台風

    昨日、57年ぶりという記録的な大型台風が来た。 当然学校もお休みで、娘と二人須磨のマンションで1日中ピアノをしたり宿題をしたりパンケーキを焼いたりしていた。 外はものすごい風であったが、須磨はまだマシだったようで特に被害はなかった。が、和歌山の実家では1日中停電が続き、風で外の色んなものが壊れたらしい。 2日前に東京に行くときに使った関空や関空に向かう橋も大変なことになっていて、テレビを見て目を疑った。 こんな台風があるのか。 車がおもちゃのようにクルクルと飛ばされる風があるのか。 ... 続きを読む

    2018年9月5日

  • 9月2日

    もう少し前に告知させていただきたかったのだが、結局こんな間際になってしまった。 9月2日にルルホールにて、ヴァイオリンの池原衣美さんとデュオリサイタルをさせていただく。 彼女と共演するのは何年ぶりだろう。 留学から帰ってきたばかりの頃「Wish」という名前でデュオを結成して、何度か各地でコンサートをさせていただいたが、お互いに結婚したり子育てをしたりで、本番の機会が無いまま年数が経ってしまった。 でもまたこうやって共演出来ることとなり、とても嬉しく、とても楽しみだ。 彼女とは、 「音楽と... 続きを読む

    2018年8月29日

  • エチュード会

    明日はポプラの会のエチュード会。 発表会とは違い、全員エチュードを弾く会だ。 エチュードというのはいわゆる練習曲のこと。 当然早い曲が多く、弾くだけで難しい。技術的に。 それを人前で弾く。 「人前で弾く」ことに意味がある。 だいたい自分の部屋では弾けていても人前に出ると弾けないものだ。 特に早いテンポのエチュードを人前で完璧に弾くことはかなり至難の技なのである。 それをあえてやってもらおうという会。 指を早く動かすのが得意な子たちにとってはなんでもない日だが、大抵の子供たちにとっては... 続きを読む

    2018年8月24日

  • チラシ

    9月2日に和歌山市のルルホールでヴァイオリンの池原衣美さんとデュオコンサートを開催させていただく。 そのためのチラシを作成したのだが、これに載ってる私の写真が全く別人のようだと言われる。 これまで使っていた写真をやめて新しく撮り直したのだが、以前のも「詐欺だ。可愛すぎる」などというお声はいただいたいた。が、今回は少し違って「全然顔が違う」と言われる。 「詐欺」とか「修正してる」とかはいいのだが(笑)「全然別人で顔が違う」と言われるとさすがにちょっと気になる。 「目が違う」と言われる。しか... 続きを読む

    2018年8月14日

  • 五嶋 龍くんのコンサート

    昨日、五嶋龍くんのヴァイオリンコンサートのためシンフォニーホールに出向いた。 正確には朝から京都にいつもの合わせに行き、お昼から大阪の本町で一人レッスンし、そのあとシンフォニーホールに向かったのだが。 忙しい1日であったが、龍くんのヴァイオリンが全てを忘れさせてくれた。 いや、正確には忘れさせてくれたどころのものではなく、耳に、心に、脳裏に強く強く刻まれ、逆にこちらが一生忘れることが出来ないものとなったのだ。 ヴァイオリンを習っている人なら誰もが息を呑む超絶技巧を、いとも簡単にさらりとや... 続きを読む

    2018年8月7日

  • ピティナ 本選

    娘の本選が昨日終わった。 総勢60余名。 舞台袖で見ていても、落ち着いて弾けていたように思った。(2ヵ所ほどミスもあったが(^_^;)) 結果はともかく、失敗なく無事に演奏出来たということに私も本人も大満足で、安堵の気持ちで一杯になった。 頑張ってきている姿を見ている親の立場としたら、当然賞もあげたいとは思うが、ここであえて「賞はもうどちらでもいいわ。ともかく今日まで本当によく頑張ってきたね。舞台でそれが発揮できて良かったね。」と言ってあげてほしい。 私も実際そう思った。 そして娘にそう言った。... 続きを読む

    2018年8月3日

  • 「羊と鋼の森」

    娘と「上映期間が明日まで」という理由で、練習とレッスンの合間を縫って慌てて映画を見に行った。 でも、無理に行って良かった。 娘は、隣で何度も何度も号泣していた。 映画の内容も、今の娘にとってはまさにドンピシャな感じで良かったが、何よりも 「心が動く」 ことがいい。 これが「音楽」につながるから。 「感動する」心が無いと、 「音楽」は出来ないと私は考える。 「ピアノは弾ける」かもしれないが。 そして 「音色」。 映画の中の一番最初のシーンで、ピアノの「ラ」の音をポーン....と鳴... 続きを読む

    2018年7月27日

  • 指が弱い

    よく 「指が弱い」 という話を聞く。 私もよく言う。 そして、我が娘もご多分に漏れず指が弱い。 最近、ピティナの本選に向けて一緒に練習することが増えてきたせいで、特にそれを感じる。 娘の場合は 「指が細く、手全体が柔らかい」 せいで、一つ一つの指に 「支える力」 がない。 私はよく言うが、指の役割はどちらかというと 「弾く」 のではなく 「支える」 方が強いと思う。 1本1本の指の力なんて大したことはない。 もちろん鍛えないとダメなのだが、それよりも腕から来る、もっと言うと上半身全部か... 続きを読む

    2018年7月20日

  • 今年最後の審査

    私にとって今年最後のピティナの審査のため、山口県に行った。 元々大人数の場所ではないが、更に何組か欠席であった。 それぞれに色々な事情で欠席されているのだとは思うが、やはりあの災害のためか?と思ってしまう。 新幹線で向かう途中、被害の大きかった広島を通過した。 それだけで、心が重くなる。 ピアノどころではなく、生きるために精一杯という方々もたくさんいらっしゃる。 せっかく練習してきたのに、今は練習出来ない子もいるだろう。 どのような状況であっても、今まで頑張ってきたものがまた始め... 続きを読む

    2018年7月15日

  • グランドピアノ

    須磨にグランドピアノを1台持っていったので、和歌山の家のピアノも当然1台になった。 これがものすごく不便だ。 しょっちゅう生徒にお手本として弾きたい私は、いちいち「ちょっとどいて」と言って生徒に立ってもらわないといけないことに、とてもストレスを感じる。 しかもその生徒は立って聞かなくてはならない。 これがまた良くない。 私が弾いているのを横から見てほしい。 私の腕や身体がどうなっているのかを横からよく見て、そして「すぐに」自分もやってほしいのだ。 これが1台だと出来ない。 そして、「... 続きを読む

    2018年7月11日

  • 完璧!

    よく「完璧に弾けてる」とか言うが、「完璧」とはピアノの場合は何を指すのだろう? 「楽譜の通りに音を一つも間違わずに弾けてる」 「指が思ったとおりに動いている」 「強弱を楽譜通りにつけている」 「先生に言われたことを全て直せている」 こんな感じだろうか。 このようなとき、果たしてそれを 「完璧な演奏」 と言えるか。 こうやって考えていると、音楽の世界に「完璧」という言葉は存在しないことに気づく。 出来るだけそこに近づけることは出来るし、「自分が演奏したい」通りには弾けるかもしれない。 ... 続きを読む

    2018年7月5日


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