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都響のベートーヴェン

 先日、サントリーホールにて、都響のベートーヴェン7番を聴いてきました。広場はクリスマス飾りや、アンティーク市場などでにぎわっていて、のっけから楽しい気分。
 ミヒャエル・ザンデルリンク氏の指揮は、緩急のメリハリがあり繊細な弱音が美しく、かと思うとF1レースのようなスピード感ありで、聴衆の気をそらさない名人芸。あっという間に泣かされてしまいました。団員にとってはベト7なんて飽きるほど演奏してきたでしょうが、とても楽しそうで、演奏後の晴れ晴れした表情にまたまたぐっときてしまいました。
 4楽章という長い時間を、どのように計画すれば人を感動させることができるのか?ベートーヴェンの楽譜は高い完成度でその通り演奏するだけなのですが、指揮者によってまるで印象が異なるのが面白いところです。ピアノにしても、良い演奏か否かは実は弾く前の計画で決まってしまうのでしょう。どのように組み立てれば感情を揺さぶることができるのか?せき止めて、あふれさせ、解放し、逆流し、飛び跳ね、舞い上がる・・・音と時間を緻密に組み立てて、間違いない!と思う形を自信をもって表現する。そんな風にできたらいいなあと思ったのでした。
 ザンテルリンク氏は、おまけに長身の美男子で、眼鏡も似合ってました。父も巨匠でまさにサラブレッド。知的で優雅でタクトさばきも美しい~!
 いやいやついてきた息子でしたが、聴き入っていました。やっぱりいい演奏には誰もがひきつけられるのですね。泣いてる私を怪訝そうに横目で見ていたのでした。受験が終わったらまた誘おうと思います。


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