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ピアノを買う時 ③ ~意外なことに

②では、それぞれのピアノを恋愛の相手に例えました。
そして2台にしぼった時に、どちらを選びますか?でした。

結婚相手を選ぶ時、収入とか何たらとか、色々あるとは思いますがうんうん 性格onlyで見たとして、チャラ男さんは選ばないような…。
まぁ…好き好きですが…。

①は、ちゃんと「うんうん」と聞いてくれるピアノ。
奏者の微妙なニュアンスに応えてくれるという意味です。

②は、「僕はこう思うな~。絶対これがいいって!!」というピアノ。
ピアノ自身に主張があって、微妙な所が微妙という意味です。

長~く連れ添うなら、おたがいに意見を尊重し合える方がいいような気がします。
実際は「うんうん」と言いつつ、何も聞いてなかったりするねんけど(笑)。
錯覚よね~。何の話や。

試弾してみた曲は、
シューマン『クライスレリアーナ1番』
プーランク『メランコリー』
ショパン『スケルツォ第2番』。

動くやつ、和音で響かせるやつ、バーンと鳴る曲で、試してみました。
でもどれもロマン派以降。複雑なメロディと和音です。
それで一度、モーツァルト『トルコ行進曲』を弾いてみました。

するとっっ!!
②の方がいい感じに聞こえたのでした。
ブルグミュラーも弾いてみました。
②の方が軽快な感じ。
意外でした。

で、思ったのは、生徒さんがこれからも習い続けてロマン派、近現代まで進むなら、①のピアノがいいです。
ソナタアルバムくらいで辞めてしまうかな~なら、そのあたりで停滞するかな~なら、②で充分です。

先生とすればずっと長く続けて欲しいところですが、その子の取り組み方で何となく解るもんです。
そのまま続けて22歳くらいまでに、どのくらい弾けるようになるか。

実際には受験があったり、クラブが忙しくなったり…があるので、そんなに順風満帆にはいきません 。あまりにも忙しくてやめるかもしれません。

その差をどこまで縮められるか。
どこまで引き伸ばして続ける方向に持って行くのか。

大人になってちょっと楽譜買って…
ちょっと弾いてみようかな…というレベルまで行く。
その後のその子の人生で、それがどれだけいろいろなストレスからの解放になったり、逃げ場になったりすることか。

だから今、少々の壁にぶつかっても、越えて行ってほしいな~。
で、購入される方の方向性、予算、いろいろ話し合って、最終的に決められたらいいのでは、と思います 。
つづく


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