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おねがいします

  レッスンを始める時に生徒さんが先生に「おねがいします。」とご挨拶する教室は多いと思います。

私のいたチェコでは「お願いします。」に当たる挨拶はなくて、
「こんにちは」
「お元気ですか?」
少し雑談のあと、先生の
「さあ、どうぞ。」で始まります。でも、
レッスンの終わりは、丁寧に、楽譜を胸にあて?(なんとなくそうなってしまうのが自分でも笑えた・・)
「ありがとうございました。」と言います。

ところで、
上の息子が行った加賀宝生流の謡、仕舞教室では、物静かな(いかにも「能」な)先生がきちんと挨拶を教えて下さいました。
「おねがいしまあーーす!」
「語尾を伸ばさない!やりなおし。」
「ありがとうございましたっ!」
「叫ぶように言わない!最後まで丁寧に、やりなおし。」
鉛筆をしまいながら、ではなくちゃんと両手を揃えて床につけて・・・・。見ていてこちらも背すじが伸びました。
「先生、ありがとうございました。」

下の子は狂言教室に行きましたが、こちらは何ともほがらかなワハハ系の先生。(だって狂言だから)
子どもたちがバラバラに挨拶しても、「よし、よし」と満足げなご様子。稽古の出来が悪くても、「何とかなるな?」が口癖で、私は「えーーーっ?大丈夫なんですか?」と心で叫んでいたような。
でも、先生の「何とかなるな。」は、今でも、心が重くなったときに思い出すと、ふっと軽くなる私の大事なフレーズです。やっぱり、
「先生、ありがとうございました。」                          


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