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プラハの思い出 「楽譜屋さん」

「 ウィンドーショッピング」
最近はあまり使われなくなった言葉かもしれません。
ウイーンのケルントナー通りをご存じの方も多いと思いますが、ウィンドーショッピングの典型例ですよね。
 店先のショーウィンドーに、扱っている商品がずらりと飾られて、人々はそれを見て気になるものがあったら店に丁寧に挨拶して入り、お目当ての商品をはっきり頼む。あとはサイズや感触を実際に確かめて、気に入ればめでたく購入、問題があればもちろん断っても良いですが、店員さんによってはなかなか離してくれなかったりもします。とにかく
日本のように、「ぶらりと店に入って勝手に物色」はNGです。

 ところで、プラハの楽譜屋さんは、
「こんにちは、」
と挨拶して店に入ればあとは勝手に物色しても良かったのですが、欲しい楽譜がわかっているときは「モーツアルトの○×ありますか?」のように尋ねて出してもらうような買い方がやはり普通なようでした。でもあの頃のプラハには在庫が本当に少なくて。

プラハの店員は在庫がないと、
「ないのがあたりまえだ。なくて悪いか?」
みたいに冷ややかに言い放ってさっと奥に消えるのですが、ある時日本人の友達が、
「楽譜屋の店員さんが、『残念ですが置いていません。』と言った!」とものすごく驚いた様子で報告してくれました。
店員のぶっきらぼうに慣れてしまっていた私も、
『残念だ』と言うなんて珍しい店員だ!と一緒に驚いたのを思い出しました。


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