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プラハの交通 その③

  私は、音大卒業後、金沢でついていたチェコ人の先生に誘われて1993年の秋から1年と2カ月、プラハ芸術アカデミーでフランティシェク・マリー先生にピアノレッスンを受けながら、プラハでの生活を楽しみました。その時のことを思い出して、少しずつ書いています。
今回は「プラハの交通その③」

  バスはあまり利用しなかったので覚えていませんが、トラムや地下鉄にはベビーカーごと乗ることができます。当時のベビーカーは大型だったので、乗せる時はお母さんが近くにいる人に「手伝って下さい」と一声かけると誰でもごくあたりまえにベビーカーの足側を持って乗せてあげます。私も普通に頼んでもらえた時は一人前のプラハ人になれた気がしてうれしかったなあ。
  ところでプラハの人たちは、顔写真入りの定期券を持っていて、私も買いましたが、トラム、バス、地下鉄どれでも自由に利用できます。だいたい、地下鉄には改札というものがありません。でもうまいことタダ乗りができるわけではありませんよ。
  地下鉄に乗っていると、時々、それまでごく普通の乗客風に座っていたおじさんがスッと立ち上がって一人ひとりの前に立ち、自身が係員である名刺を見せて「パスを見せていただきませんか?」言ってまわります。乗客はパスを見せればOK。持っていなかったら、その場で罰金を払います。時々長々と言い訳している人もいましたが、許してもらえないようですね。
  私は払ったことはありませんでしたが、一度見つかって罰金を払った友達に聞いたら一区間分の料金どころではなく、一週間分の生活費にも響くくらい痛い額だったように思います。「いつ現れるかわからない覆面監視員?にハラハラしながら乗って罰金を払うくらいならパスを買えばいいのに」と話したことを覚えています。                   


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