河合晴美ピアノ教室
-
めざせ!ストリートピアノ デビュー
駅やショッピングモールなど人の集まるところに、自由に弾けるピアノが置いてあるのをよく見かけますね。ストリートピアノと呼ばれています。 人口の多い街では弾きたい人が列をなしていて、一人何分まで!ストップウォッチで時間を計るタイムキーパー的なおじさんがいるとかいないとか。 「めざせ!ストリートピアノ デビュー」と題しましたが、生徒さんにストリートピアノを強制的に弾かせようというわけではなくて、 ストリートピアノを見かけたときに限らず、例えば遠方からおじいちゃんおばあちゃんや親戚の方が来て、 ... 続きを読む
2024年3月17日
-
発表会のこと
初めて参加される方の中で一番年少の方が開演の挨拶をすることにしています。 何年も習って高学年になると、こんどは終演の挨拶をしてくれます。 今回は5年生のIちゃんが長い挨拶をよどみなく話し、立派に締めてくれて感激でした。ありがとう! 開演は定型文がありますが終演は話す人に任せているので楽しみにしているのですが、「先生は優しく教えてくれて…。」なんて言ってくれて、いやあ、本当かなあ。(照れつつも喜ぶ先生) カーテンコールの登場曲はSくんが弾いてくれましたし、先生は出る幕がありません! せっせと足台の... 続きを読む
2024年1月24日
-
発表会楽しみました!
2024年あけましておめでとうございます。 元旦の能登の地震の時は金沢市でも経験したことのない大きな揺れでした。 今でも思い出すと心拍数があがりますし、ニュースに心が痛む毎日が続いています。 そんな中ですがレッスンを始めることができました。 先月の発表会では、ソロの他に、第二部では、プロのヴァイオリニストに協力してもらって全員でジブリやディズニー曲のデュオを楽しみました。 初めて参加されるお母様は「うちの子にできるかしら?」と心配されるのですが、何度か経験された方はできるとわかっている... 続きを読む
2024年1月19日
-
発表会があります
今年も河合教室発表会の12月がやってきました。 発表会では、まず全員が前に並び、ハンドベルで簡単な曲を奏でて開演の合図としています。曲は「よき王様ウェンセスラス」 ピアノ演奏は基本、一人でやるので孤独なもの。 だから、たとえ自分が鳴らすのは数回でも、みんなで協力して曲を完成させる開演ベルの演奏を毎回たのしみにしてくれているようです。 習い始めたばかりで拍を数えるのが不安な小さい方も、何度もやっている上級生も全員参加なので、私も毎年メンバーの人数と顔ぶれに合わせて改作し、音をわりふる作業に... 続きを読む
2023年11月29日
-
視力
小さいころから習っていて基礎を習得し、さあこれから、という小学校中、高学年になって思いのほか弾けなくなる人がたまにいらっしゃいます。 気持ちに変化があったのかな?習い事が増えて練習できないのかな? でも当人もおうちの人も「練習しています。」というし…。 そんな時は視力の低下を考えます。 ピアノの演奏で楽譜を見るときは、今出している音の次の小節が丸ごと写真を撮ったように瞬時に見えている方が演奏に有利なのです。音譜だけでなく、指番号も重要な情報で、速い曲を弾き進めるためには目を凝らしてじ... 続きを読む
2023年4月13日
-
マスク着用について
まだコロナウィルスが完全になくなったわけではないので注意は必要ですが、生徒さん達には 「マスクをとってもいいよ。」とお伝えしています。 私はレッスン中は近くで話しかけるのでもうしばらく続けさせていただきます。 っていうか、この3年のあいだにすっかりほうれい線が目立つようになり、素顔を露出するのが恥ずかしい!! でも人は、出ている部分が磨かれると言いますから、少しずつ・・・・。 ご挨拶くらいはマスク無しの笑顔でお迎えしたいと思います。 続きを読む
2023年4月5日
-
旅立ちの日に
思い起こせば、卒業式でピアノ伴奏をすることになった生徒さんと張り切って練習していたのに、「コロナの感染予防のため、歌わないことになりました。」となり、二人でがっかりしたのが2020年の早春。 その後、コロナって何者?これからどうなるの?いつまで続くの?と世界中が不安な日々でした。 そしてこの春!久々に歌ありの卒業式ができるようになり,「『「旅立ちの日に』の伴奏者に選ばれたのでアドヴァイスをください。」という方がレッスンにいらっしゃいました 私は「旅立ちの日に」の歌詞も曲も伴奏も大好き... 続きを読む
2023年3月9日
-
2023年が始まりました。発表会の報告
発表会も無事終わり、2023年のレッスンが始まりました。 昨年末の発表会のテーマは『ロシアの音楽』 チャイコフスキー、プロコフィエフ、カバレフスキーなどなど・・。ロシアの素晴らしい作曲家たちは、初心者のためのきれいな曲もたくさん作っていて、私は大好きです。 生徒さんたちに、「ロシアっていう国を知ってる?」と尋ねると、 「知ってるよ。戦争してる。」と返事されるのですが、政治事情は置いておき、ピアノ曲をとおして、そこに生活する人々や芸術に興味を持ってもらいたいと思いました。 河合教室の発表会... 続きを読む
2023年1月13日
-
ホワイトノイズ
ホワイトノイズとかピンクノイズいうのがあるそうな。勉強に集中したり眠りにつきやすくなる音だそうな。 どんな美しい音かと思い、YouTubeで聞いてみると、 なんと!放送局に合っていないときのラジオのザーー音ではないか! なんじゃこれ? でも、こんな音なら我が家でいつも聞こえているぞ。 それは 犀川の流れ。 人工的に作られた堰のために発生する、流れがぶつかり合う音で、風向きによってはとても大きく聞こえます。 これが集中や安眠を助けてくれる音だったのか。ありがたい、のかなあ? たまに... 続きを読む
2022年8月30日
-
アサガオの観察日記
小学生に「アサガオの観察日記」の課題があります。 種を植えてから数日は、芽すら出ていない土の様子を毎日記録することになります。 「大した違いはないのだから三日に一度の観察でよいのでは?」と思うのはとんでもない! 今日は芽がでたかな?とワクワクしたり、まだ出ないとがっかりしたり,楽しみに観察することで、まだ見えないけれど土の中で着々と成長しているはずのアサガオさんに思いを馳せるのです。 観察日記は、たとえ変化が明らかに見えなくても根気よく続ける練習なんだと気付きました。観察するこ... 続きを読む
2022年7月28日
-
セミが聞こえたよ
やっとセミの声が聞けました。 1,2匹ちょっと聞こえただけで、まだ「朝早くから大合唱」というわけではないけれど、 この異常気象の中、自然の営みがいつもどおりやってきてくれそうな気配だけで何だか妙に安心します。 生徒さんたちには(私自身も) 「耳をすまして聴く」人になってほしいと思い、 セミだ、コオロギだ、カッコウだと「音」にまつわる雑談をよくします。 本当は昆虫は絶対触れないし、見るのも苦手。特に裏側が嫌だあああ! 続きを読む
2022年7月8日
-
セミがまだ来ない夏
金沢らしい雨が降らないうちに梅雨が明けて夏になったとか…。 でも「夏の音の代表」であるセミの鳴き声が全く聞こえません。セミさんたちは暑いからといって早めに出てくるわけではなく、いつも通りの自分の出るべき時を守っているのかなあ。 しかし不気味に静かで暑い毎日です。みなさまご自愛のうえお過ごしください。 続きを読む
2022年6月30日
-
先生のエネルギー源
ピアノの先生は、日ごろ、何をエネルギーに変えてレッスンしていると思いますか? 生徒さんの笑顔?練習たくさんやった形跡?月謝?お菓子? それらももちろん大事ですが…。 実は、「おうちの方に信頼されていると感じる」 というのも大きなエネルギー源なんです。 「先生のところできれいに音が出せるようになるのが楽しみみたいです。」 「発表会すてきでした。ありがとうございます。」 「私も娘といっしょに楽しんでいます。」 「合唱のピアニストに選ばれて喜んでいます。ご指導ありがとうございました。... 続きを読む
2022年5月3日
-
桜をながめながら
Hちゃんと犀川の桜をながめていたときのこと。 最初のころと比べてずいぶんいろいろ自分からお話してくれるようになり、 「カラスだ!」(あれはトンビだよ。ツバメもいそがしそうだね) 「山に滑り台みたいのがある!」(スキー場にはまだ雪が残っているね) 次々と目についたものを楽しそうにおしえてくれて会話がはずみます。 実はその間、すぐ前のモミジの木にいるウグイスが何度もさえずってくれたのですが、聞くと Hちゃんは「気が付かなかった」とのこと。まさに、景色に目を奪われて耳がストップしていたわけ... 続きを読む
2022年4月26日
-
できるようになるから楽しいんだよ
習い始めたばかりのお子さんは、 新しい音,新しい休符、毎週何かしらの新しいことが出てきます。 初めてトライしたことがすぐにできると見学しているおうちの人から 「おおーっ!」と、盛大な拍手がくることがあります。親なのだから微笑ましくてよろしい。 私はもちろん、「おっ、できたね!」と軽く驚いてみせますが、あまり過剰に喜ばないように気を付けます。 練習しなくてもたまたまできてしまったことをほめていると 教材が進んで1、2回やっただけではできないレベルになったとき、 「あれ?できない?... 続きを読む
2022年4月4日
-
BGMのこと②
私が住んでいた1994年ころのチェコでは病院も、食料品店も、レストランもBGMはありませんでした。スーパーの呼び込みの声もなく、静かで良かったなあ。日本は音のサービスが過剰な気がします。 プラハが懐かしいなあ。 スペイン、クロアチア、スイス、北欧諸国、キプロス、ケニア、中国、アメリカその他さまざまな国から来ていた彼ら、彼女らはどうしているかしら?世界のあちこちにいる仲良しだった人を思い出すと、みんなで協力して世界を平和にしなきゃ、と思うのです。 早くコロナが収まって、若い世代が思う存分外国に行... 続きを読む
2022年3月23日
-
BGMのこと
久しぶりに歯医者通いしています。 クリニック内はピアノやフルートなどの器楽曲や室内楽が流れています。ただでさえ心拍数が上がり気味になる歯医者さんではクラッシック音楽がリラックスできてありがたいと思うのは私の好みの問題かしら。 街のクリニックでは、いろいろなジャンルの音楽が流れていますね。クラッシック系が多いけれど、オルゴール風とかディズニーなども。どれもBGMなので聞いても聞かなくてもちょうどいい音量が心地いい。 苦手なのは、大きなテレビから流れるテンションの高いワイドショーや通販番組... 続きを読む
2022年3月10日
-
j自宅待機によるお休みの振替レッスン
オミクロン株が出現してから金沢市でも感染者が増え、 学校からの自宅待機の命により、レッスンに来られない生徒さんがちらほらいらっしゃいます。 河合教室では 「生徒さんご自身やご家族がお元気なら、待機期間終了後に時間が合えば振替レッスンしますので、希望される方はお申し出ください。 でも、体調がすぐれない時は無理せずお休みくださいますようお願いします。」 としています。 ところで、以下は私の「心の声」なので読まなくても大丈夫ですよー。 (私はレッスンするのが好きなので学校の都合による振... 続きを読む
2022年2月7日
-
左義長2022
1月15日には金沢でもあちこちの神社で左義長が行われました。お正月飾りや書初めを焚き上げて1年の無事を願う伝統行事の一つです。 ふだんは見ることができない大きなオレンジの火が上がり、近づくと顔が熱く、煙が目にしみる。わらが燃える懐かしいような匂い。 専用の?長い棒でひっかくとパチパチいう音に、ときどきパーンと何かがはじける音…。こどもたちのはしゃぎまわる声、おさいせんを投げ入れる音につづいて響く太鼓の小気味よいリズム、鈴の音…。耳を澄ますといろいろな音がきこえます。 書初めがたき火の... 続きを読む
2022年1月27日
-
レッスン初め
1月最初のレッスンではまず、新年のごあいさつを丁寧にします。 入ってくるなり自分から言ってくれた方。もじもじしながらやっと言ってくれた小さい方。 正座して手をついておじぎしてくれた凛々しい男子も! あいさつも「慣れ」だと思うので、じょうず、へたとかいうつもりはなく、 どの方にも「りっぱにごあいさつできたね。」と言って 和菓子を一つさしあげます。 今年は浦田甘陽堂の「福梅」 お茶をきちんと淹れていただきたくなる新年限定の最中です。 久しぶりのレッスンで少し緊張しているとしたら、お菓... 続きを読む
2022年1月15日