手渡し

ピアノ教室のレッスン代ってまだ手渡しが多いですよね

今どき珍しいかもしれないですね、こういう分野は。

私自身、日常生活ほとんどキャッシュレスかもしれない。

手渡しなのは

やはり

子どもの音楽のレッスン代。

☆☆☆

私が子ども時代

高額なお金を持って出かける唯一の機会

それはピアノのレッスンでした。

私は小さい頃は普通の習い事としてピアノを習っていましたので

音楽の道を目指すためのあの高額な桁が違うレッスン代

ではなかったものの

子どもの私にとっては超超高額でした。

昭和の時代でたしか30分レッスンでお月謝6,000円くらいからのスタートだったかな?

そのお月謝袋を毎月母から預かり
レッスンバッグに入れ
受付で渡す。

お月謝袋から出されるお札を眺め

ああ、私のレッスン代はこんなに高いんだ
お小遣いの何倍だろう(確か当時のお小遣いは500円位)
がんばらないと。

毎月大げさなようだけど
身が引き締まり
親への感謝の念が湧いてきました。
まあ、その一瞬は。

あのときの
お月謝を受付で渡していた光景

今でも覚えてるんですよね。

手渡しは

習わせてくれる親に感謝を感じる

そんな機会でもあるんだな

と思います。

今後ご時世がどう変わっていくかわかりませんが
このキャッシュレス時代に
いまだ
音楽の分野は
ノーキャッシュレス
が多いのは
稀だと思いますが
その良さも
捨てがたいです。