時代は変わるけど普遍的なもの

私が子供のころの昭和時代
遠い昔!
遊びから何から
激変ですね!

うちの子供が幼稚園、小学校のころはまだ
英語は小学校の授業になってなかったので
英語習ってる子は今ほど多くなかったけど
今は習ってる子も増えてる。

うちの子の時は
中学校からダンスが必修になる
という時だったので
ダンスを習う子が増えた時だったなあ。

時代はめまぐるしく変化してますね。

ピアノの良いところはたくさんあるけど
そのひとつは普遍的であるところ。

時代時代でいろんな
流行りのサウンドがあり
良いものは残って行く。

クラッシックと呼ばれる音楽は
何百年にも渡り
聴き継がれ
弾き継がれ
もちろんモーツァルトだってその時代の流行だったわけですが。

そうやって残ってきた天才たちの作った素晴らしい音楽を
ピアノは自分で再現できます。
すごい!

☆☆☆

今は、効率よく物事をこなすことがよいような。
1週間で習い事、勉強、遊びも
パズルのように組んで
時間無駄にしないで
効率よくこなす。
赤ちゃんのころから英語かけ流し、小学校上がる前に勉強先取り、高校受験に有利な英検は小学校から取得!
これができちゃう子すごい。
うちは無理
私は無理〜

調べ物も簡単にできます。
わからないことはスマホでさくさく検索。

難しい勉強課題
考えなくても名門大学生が答え教えてくれるアプリもあるし。

その効率よく

と、逆行してるのがピアノ。

何しろ弾けるまでに時間がかかります。

小さい子も
小中学生も
大人も。

新しい曲の譜読みは

アマチュアも
プロも

大変です。

根気がなくてはできない作業、それが譜読み。

まだまだあと何ページもある、
いつ終わるんだろう譜読み、
あと何十時間弾いたら読み終わるんだろう。

それが譜読み!

だけどなぜかチャレンジする。

それはこの作業の先には

この素敵な曲が弾けるようになる喜びがあるから!

生徒さんたちも

経験を積んで

そういうことがわかってくるようになります。

ピアノが弾けるようになるには
練習しないとならない
考えなくてはならない
工夫しなくてはならない
根気がなくてはならない

でもそれはとてもシンプルなことだと思います。

世の中が複雑化するほど

シンプルな努力で長い時間かけて習得したものは

その子の強い支えになります。

☆☆☆

効率の良さが選ばれる時代だけど
めまぐるしく変化する時代だからこそ

ピアノという普遍的なものを身に付けさせてあげられたら

お子さんの軸となり

お子さんを支えてくれる宝物になります。