ヨーロッパでは本当に使われていなかった バイエル

親御さん世代で子供のころピアノを習われていた方の多くは

バイエル

を練習されてたのではないでしょうか!?

ピアノって言えばバイエルのイメージだけど今はやらないの？と、何度も聞かれたことがあります！

バイエル、今もありますし
導入の生徒さんの教本決めのときに
複数の教本の中の1冊にはなっていますが

他にも良い教本がたくさんあるので
バイエルを選ぶことがほとんどなくなった

という感じです。

☆☆☆

バイエルは単調で同じような曲が並び
そして長いので
なかなか子供に取っ付きにくかったり

古典には繋がっても
近代的要素がないので近代ものに繋がって行きずらかったり

和声的な間違えが指摘されたり

バイエルに代わる良い教本がどんどん研究され出版されたり

バイエルを手に取ることは随分減りました。

が、しかし(*^^*)

私は子供のころ
このバイエルが大好きでした(’-’*)♪
毎日単調な課題を繰り返し
昨日より今日のほうが
少し上手になり

そんなことを飽きもせず繰り返す
地味にコツコツ

なんて楽しいんだろう(*´-`)

そんなところもある子供だったので

要は、どんな教本でも
その子にあっていればいい

のだとは思います。

☆☆☆

ちなみに、ヨーロッパではバイエル使われてないんだって！
というお話は学生時代から聞いていましたが

フランスにいたころピアノの先生から
あなたは子供のころ、どんな教本で勉強していたの？

と聞かれたので

バイエル

と答えましたら

知らない

と言われ‼

私の発音が悪いのかと思い

バイエール！
バーイエル！
バ・イ・エ・ル！

言い方変えて(笑)伝えてみましたが

結局本当にご存じありませんでした。
ヨーロッパでは本当に使われてなかったんだ！
バイエルは日本のスタンダードだったのか！

と思ったのでした。