ブルグミュラーコンクール予選

今月でブルグミュラーコンクール予選が終わりました。当教室からは6名の生徒さんが挑戦され、5名の方が予選通過　ファイナルへと進みました。6名全員　予選前日まで諦めずに本当によく自分で考え　目標を持って練習を続けてくれました。お母様がお仕事で遅い時は一人でちゃんと練習できた生徒さんもいて、立派だと思いました。
通過平均点よりわずか0.04差で予選通過できなかった生徒さんも　自分としては精一杯やり切ったということで、すっきりとした顔でレッスンに来てくれました。それは何よりも素晴らしいこと。講評も、3人の審査員の先生方のうち2人の先生からは合格点でお褒めの言葉もいただきました。それを二人で一緒に読みました。コンクールは、結果ばかり考えるとつまらないものなってしまいます。課題曲一つに何ヶ月も取り組む集中力、根気強さ、諦めない気持ちを養いながら　テクニックも身につけ　コンクールが終わると教本がどんどん進むことができる力がついていきます。
ステージマナーもしっかり身につきます。ステージに出てきてから弾き始めるまで、また、弾き終わってから袖に戻るまでの所作も大切です。小さいうちからこのようなマナーが身についていることは将来、きっと役に立ちます。
レッスンに対する姿勢も　ビフォーアフターで格段の差がつく生徒さんが多いです。
そして何より生徒さんがコンクールを受けることで　わたし自身の勉強にもなります。
コンクールを受けるには、まずは保護者の方のご理解ご協力なしでは不可能なので　今回もたくさんの保護者の方にご協力いただきました。心から感謝申し上げます。ファイナルも初心に戻って真摯に向かい合い一緒に頑張っていきましょう。