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Casa de la Música (カサ デ ラ ムジカ)

  • ピカディリー

    皆さま、この雨大丈夫でしたか。我が家は、外壁が削れて障子になるんちゃうかと思いました。怖かった。滝の中にいるようだった。このあと雨雲が移動する地域の皆さま、くれぐれもご安全に。 1年前に撮った動画公開しました。ちょっとでも楽しい気分になってくださる方があればと願います。マーチの副題を持つ、エリック・サティによる「ピカディリー」です。 https://youtu.be/xrdTVvmTSE4 続きを読む

    2020年7月14日

  • 献呈

    シューマン=リストの「献呈」公開しました。お家時間の、気晴らしの一つに加えてもらえたら嬉しいです。 https://youtu.be/6pfw1ibSVao 後に結婚する恋人クララに、シューマンが捧げた(結婚式前夜に贈ったとも)歌曲集「ミルテの花」の第1曲目。リュッケルトの詩「君は僕の魂、僕の心、君は僕の喜び、僕の苦しみ。君は僕の世界、僕はその世界で生きている!(後略)」という熱っぽさに、割合とシンプルな音楽がつけられた、清楚で気品ある原曲。それを超絶技巧・派手好きなピアノの魔術師リストが編曲したらこうなる。 リス... 続きを読む

    2020年4月20日

  • オンラインレッスン

    テストを重ね、試行錯誤と苦労の果てに、我が家のレッスン室は線だらけです。マイクを立て、録音機に繋ぎ、ノートパソコンへ。これで私の音と声はまともに送られる。ノートはスピーカーと繋ぐ。これで相手の音と声はクリアに聴こえます。 これは先週のレッスンの様子。小学校の入学式を楽しみに待つ生徒さんと、一緒にyoutubeのPlink, Plank, Plunk!観てます。 続きは当教室ブログ http://swanee.blog40.fc2.com/ でご覧ください。 続きを読む

    2020年4月18日

  • Waltz Op.39-15

    作品を以って癒そうとか癒されようとかいう発想がないのは、職業病でしょうか。ちょっとでも作品に肉迫したいって考えるばかりだから。 そんな私でも、作品がただ「在る」という事実に慰められることがあります。寄り添ってくれるわけでも、励ましてくれるわけでもない。ただ、ある。これまでもこれからもずっとある。私がどうあろうとー生死や幸不幸にー関係なく、小さく清らかで美しく在る、その事実に慰められる。優しさと清らかさとほんの少しの悲しさ、慈愛に満ちた子守唄のようなブラームスのワルツOp.39-15は、私にとってそ... 続きを読む

    2020年3月27日

  • Tarantella

    ショパン作曲「タランテラ」動画を公開しました。 ショパンならではの天才の語法と音楽性に欠ける、とショパンの作品群の中では評価がイマイチ(わからないではない。バラードやソナタと比べたらねぇ!)。でも私は大好きな作品です。変イ長調の甘い響き、繰り返される半音進行、弾むリズムによる推進力と浮遊感。タランテラの故郷イタリアのみならず、世界中の今の混乱が、一日も早く収束しますように。 ご覧くださった方の楽しみとなることを心から願って、元気出して参ります。いざ! https://youtu.be/TcM_TjgESAY 当... 続きを読む

    2020年3月26日

  • 演奏会情報

    2020年4月22日、ウィーンのGesellschaft für Musiktheaterでグラナドスを弾きます。 歴史ある美しい街、音楽への興味と造詣の深い人々。ここで新しいレパートリーを弾くにあたり、私の覚悟が決まるまで気長に声をかけてくださった、尊敬する音楽家Stephan Möller氏に心から感謝です。ウィーンのお客様にお会いできる春が、今から待ち遠しいです。 当教室ブログ http://swanee.blog40.fc2.com/ もご覧ください  続きを読む

    2019年12月24日

  • Bösendorfer

    夫婦でお世話になっているシュテファン・メラー氏がウィーンより来日、お弟子さんの中井知子さんと開かれたピアノリサイタルにお伺いしてきました。 シュテファンのベートーヴェン32番のソナタを聴きながら、ベーゼルドルファーの真価はこれだと強く思いました。高貴で優美な響き、そして広いダイナミックスの幅で、各声部が室内楽のように見事に線を描いている。あんな胸の震える2楽章は初めてです。初めてお聴きした中井さんも、鮮やかなショパンのスケルツォ1&4番ながら非常に内面的な音楽性が印象に残る、素晴らしいピアニスト... 続きを読む

    2019年12月24日

  • 第5回YJPC徳島大会審査2

    ヤマハジュニアピアノコンクール徳島大会、2日目の審査も終わりました。 今回のプログラムと結果一覧をファイルに保管しながら思ったのは、6年間同じ大会にお招き頂いてアドバイスカードをお渡しするなんて、僭越だけど子供たちのご成長に少しばかり関わらせてもらったのだってことです。6年。小学校1年生だった子が、来年は中学生になるまでの間、聴かせて頂きました。 そういえば小学5〜6年生、中学生、高校・一般の、年上の参加者がそろう各部門にて審査員紹介を頂いた際、ニコニコしながら会釈してくださる方が客席に多くい... 続きを読む

    2019年12月15日

  • 第5回YJPC徳島大会審査

    ヤマハジュニアピアノコンクール徳島大会、初日終了です。 小学校1〜2年生のA部門、3〜4年生のB部門。約80名の審査をし、アドバイスカードを書いてきました。この年代なのに、たどたどしい演奏はひとつもない。スラスラ弾くのはもはや当たり前といった風情です。音楽で何かを語ろうとする魅力的な演奏揃い、大変高いレベルに、毎年驚いている気がします。思わず手を止めて聴き入ってしまうことしばしばです。 表彰式を後ろからこっそり激写。こんなに小さくシャイな子供たちだけど、ピアノを弾いている時は大きく見えます。立派... 続きを読む

    2019年12月14日

  • YJPC橋本店予選会

    今日はヤマハジュニアジュニアピアノコンクール(通称YJPC)の審査。和歌山は橋本市に来ています。 崩壊や破綻なく、大切な基本をキチッと学んで、丁寧に演奏する子供たちばかりでした。泣ける。みんな向き合い方が誠実。結果はあくまでも今回の、この瞬間だけのもの。ゴールでも到達点でもない。これからもずっとピアノを好きで続けてほしいなと思いながら、お一人ずつに講評を書きました。 大阪音楽大学の冨樫三起子先生とご一緒しました。優しくて穏やかで、教育的見地から温かく審査をされる先生で(そしてとっても美しい!... 続きを読む

    2019年12月8日

  • 第57回いずみ会

    高校時代の恩師の門下生発表会を聴いてきました。年に一度開催、今年は第57回。 ご じゅ う な な!!! 歴史です。 今日の先生は、シサスクを5曲。暗譜で。完璧だった。ノーミス。85歳でバリッバリ。眩しい。すごすぎる。いつも完璧を求め、終わりのない壮絶な努力を積み上げるお姿は、ずっとお手本。 なんだかんだ言い訳ばっかりして、私はどれだけ怠けてんのかと、先生の演奏聴きながら己の横っ面はたきたくなりました。恥ずかしい。がんばる。 尊敬できる先生がいるって幸せだなと、お会いするたび思います。 ... 続きを読む

    2019年12月1日

  • Dies irae

    10月の聖書シリーズはいよいよラスト、最後の審判です。 「人間の成し得る最大の偉業」byゲーテ。 システィーナ礼拝堂の巨大壁画です。ミケランジェロの「最後の審判」、ザ・肉体。 続きは当教室ブログ http://swanee.blog40.fc2.com/ にてご覧ください。 続きを読む

    2019年11月1日

  • パウロ

    9月のレッスン鑑賞の時間、続きです。 キリストの昇天、聖霊降臨と進んで、パウロを取り上げました。 パウロを取り上げた理由の一つ目は、前回書いた通り。もう一つは、以前「イエス直伝の弟子といえる十二使徒の名前、誰か一人でも記憶にありますか」と尋ねたら、高校生の生徒が「…パウロ」と答えたからです。学校の倫理か西洋史で触れたらしい。パウロの名前も出てくる。しかしもったいない形で記憶されている!せっかくだから整理しておこうと思いました。 まずは物語をお話してから、絵画に入ります。この時点で件の生徒は... 続きを読む

    2019年10月7日

  • ペンテコステ

    9月のレッスン鑑賞の時間は、キリストの昇天と聖霊降臨、そしてパウロを取り上げました。 おまけと言っては叱られるけど、殆ど受難のために取り上げてきたような聖書シリーズだったため、私の感覚としてはまぁそんな感じです そして受難のあと毎回書いてますが名画が少ない。 ただ、ここまでずっとイエス達を「ユダヤ教の一派ってとこかな」という扱いをしておいて、受難と復活でプツンと終わるのはなんとなく「違うだろ」という気がするものですから。なにせ現代には世界最大の宗教グループになるんだし。 まずはジョット「... 続きを読む

    2019年10月6日

  • resurreccion

    7月のレッスン鑑賞の時間は、キリストの復活を取り上げていました。 まずは、「香料をもった女たちが墓に行くと、入口を封印した大きな石が転がされ、中のイエスが消えている」という部分をお話して、絵画に入りました。私が知らないだけかもしれないけれど、そして私に名画かどうか決める権利もないけれど、復活に関しては突然、これぞ!という絵が減る気がします。 絵を見た生徒たちも「え、コレ?え…」と言いますネ それでもよくよく見れば、表したいものが浮かんできます。絵画は写真ではない。それを念頭に、ラファエロ「... 続きを読む

    2019年8月14日

  • わかる絵

    昨年夏に、初めてのヨーロッパ旅行でスペインへ行かれた高校生の生徒さん。 プラド美術館にも行くと言うので、燃え上がりました(私が)。なぜなら学生時代に訪ねた時、サッパリ意味がわからず花と天使と十字架と展示総数にぐったりして終わった。という経験が私にはあるからです 行くなら断然、スペイン・ハプスブルクの系譜と歴史、ベラスケス、ゴヤ、ムリーリョ、エル・グレコ、ティツィアーノにティントレットは押さえとこう!ちなみにピカソの絵は、ここに一枚もありまセーン。ゲルニカ観るならソフィア王妃美術館へGoと、... 続きを読む

    2019年8月11日

  • Quintet Passion!!

    8月5日のQuintet Passion!!、無事に終演いたしました。 会場は大阪市中央公会堂。歴史ある美しい建物。猛暑の中、たくさんのお客様がお越しくださいました。 開演!相棒はBösendorfer225。軽やかなフットワークを感じる楽器。鍵盤の戻りが速く、指に吸い付くよう。たっぷりと甘く豊かな音色に、大いに助けられました。 写真はマラゲーニャの演奏中。ダンサー・大田紗佑里さんの躍動感と力強さ! 続きは当教室ブログ http://swanee.blog40.fc2.com/ にてご覧ください。 続きを読む

    2019年8月9日

  • ピエタ

    6月のレッスン鑑賞の時間、前回の続きは十字架降架です。 アリマタヤのヨセフがピラトに願い出て、イエスが十字架から降ろされた場面。生徒達に紹介する絵はルーベンス!と思ったけれど、今の子達はフランダースの犬を知らないし、ルーベンスは筆致が凄すぎて未就学児が見るにはちょっと怖いので… となれば、観ておくべき絵画はたぶん、これ。ここでヨハネとマグダラのマリアと、その描かれ方を押さえました。後世に影響を与える作品というのは、すごいな!これ以後がこれに倣うのですもの。 そしてこの辛く痛い物語の中で... 続きを読む

    2019年7月18日

  • passion

    6月のレッスン鑑賞の時間は、十字架の道行き、磔刑、降架を取り上げていました。 まずはヴィア・ドロローサ。イェルサレム観光ガイド本についている地図をみます。(ちなみにこの地図はgoogle map) 各留についてさらっと追いかけました。すてきな「おかあさん」に愛情をもって育てられている生徒たちです。第4ステーションについて「あぁ~」と声を漏らす子多数。だーよーね~~~ 絵画は、ティントレットの「ゴルゴタ丘への道」を。それから10年以上前のプラド美術館展で釘付けになったエル・グレコ「十字架を担ぐキリスト... 続きを読む

    2019年7月15日

  • 月の光

    ドビュッシー作曲 ベルガマスク組曲より「月の光」動画を公開しました。 リクエスト頂くなどして、今年に入ってから繰り返し舞台で弾いています。名曲とはいえ私に殊更の思い入れはなかったのですが、毎度毎度舞台で弾いていたら、お客様から頂くさまざまなお声も含め、私の中で存在感が増しています。大切なレパートリーになりました。素晴らしい名演の多い作品ですが、気に入ってくださったら幸せです。 https://youtu.be/siWOK_-MgGw 当教室ブログはこちら http://swanee.blog40.fc2.com/ 続きを読む

    2019年6月20日


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