シューベルトが好き❣️

隔週でレッスンに来る生徒さんなのですが、とても楽しみにしている生徒さんがいます。

私にとって、自分でピアノをやりたいと言い出しお母様を説得して習いにきている生徒さんは、羨ましい存在に映ります。
自分の意思でピアノを始めることが羨ましいのです。
多くの場合、子供のピアノは、親の働きかけがあって始まるので、この生徒さんは異色な存在です。

今日は、バイエルをやって、ロングロングアゴーをやって(アルベルティバスが弾けるようになってきました。)、ギロックの小品を弾きました。
その後で、次回どの曲を弾くかを決めました。
知ってる曲をやらない？と誘って教材の中のいくつかを弾いてあげました。

彼女は、荒城の月、故郷、ぞうさん、シューベルトの子守歌と弾いた中で、シューベルトを弾きたいと言いました。
お姉さんの教科書に魔王が載っていて、その曲を聞いてからシューベルトが大好きになったのだそうです。
勿論、宿題はシューベルトにしました。

今の若い人たちってクラシックの本家みたいなバッハやシューベルトは好きでないかもと思うことが多い中、好きな子供も意外にいるのだと感じました。

彼女は、家で以前やったドボルザークの家路をよく弾くのだそうです。
お母さんも好きだって言ってくれると...

私は、ちょっと嬉しい気持ちになりました。

子守歌