ジャムセッション４

ジャムセッションの場で、曲がどういうふうに進んでいくかという話、具体的に進めていきたいと思います。

まずはイントロ、、の前に、カウント。

カウントとは、曲を始めるときに、どのくらいのテンポ（ほんとはフィールも）で演奏するか、というのをメンバー全員に伝えるためにやります。
一般的なカウントの取り方は
「ワン、ツー、ワン、ツー、スリー、フォー」
です。最初のワンとツーのあとには１拍づつ休符が入りますので、
全部で２小節分の拍を言葉（手振りも入ります）で表して、どのくらいのテンポで曲をスタートさせるか、共演者全員に伝えます。
一見簡単なことのように思えますが、これが実は意外と難しいです。
自分がカウントを出して曲が始まったら、イメージしたのと全然違うテンポになってしまった、というのは初心者にありがちなミス。
そうならないためにはある程度の経験も必要ですが、一つだけうまくやるコツを。
カウントを出す前に、頭の中で自分がその曲を演奏しているイメージを思い浮かべて、それに合わせてカウントを出すのです。つまり、カウント→演奏、ではなくイメージの演奏→カウント、ということですね。実際のセッションの場に立つと、緊張して頭が真っ白になりがちですが、このことは覚えておいたほうがいいと思います。