日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

遺作を弾いていた子が

授業が始まる前、ショパンのワルツ14番(遺作)を弾いていた子がいました。

発表会に弾くそうで、冬休みに猛練習したそうです。

やっと指がとどくようなところもあり、頑張って練習したことがよくわかりました。

しかし、授業に入り、鍵盤ハーモニカで文部省唱歌の『春がきた』を弾くときになったら、
彼は、『先生! 全然わかりません。難しいです』を連呼しました。

驚きますね‼️

彼は、何にも基本がわかっていないようです。
ただ、指の形で覚えて、遺作を弾いていたわけです。

発表会が終わり、しばらくしたら、きっと遺作は弾けなくなるでしょう。

基礎力があれば、譜面を見直して、また少し練習すれば弾けるようになるのでしょうが、
丸覚えではそうはいきません。

彼の先生のように、発表会に力とかけ離れた曲を、長期間かけて弾かせるピアノの先生がいらっしゃいますが、私は首をかしげてしまいます。

うちの子、すごいでしょ?という親の見栄、先生の見栄ですか?

本人がそれで得られるものは、達成感のみではないでしょうか?

後に続く指導こそ大事なのであって、見栄など必要ないと私は考えます。

音楽を通して、心豊かな子に育ってほしい、音楽と共に、心豊かな人生を歩んで欲しいと私は願っています。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント