日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ベーゼンドルファー

先週土曜日 父の七回忌でした。その前の週 父の妹さんの旦那さんの四十九日でした。
法事が続きました。久しぶりに遠くから来てくれる親戚の方に会うのは楽しいです。亡くなった父や叔父さんが引き合わせてくれているようです。

去年の4月8日(土) 東京の叔母さんが亡くなって、お通夜に行って来たことを以前書きましたが、書いたブログが消えてしまったので また思い出して書いてみたいと思います。

東京駅から中央線に乗って 小京都ならぬ小新宿みたいな立川に降りました。学生の頃は立川がこんなに街になるなんて思いもよりませんでした。途中、中央線から見た国立の駅前はあまり変わっていないように思えました。一橋大学を受けに行った時以来で 懐かしい気持ちになりました。
駅ビルでお昼を食べて、多摩モノレールに乗り 桜街道で降りて歩いて4 5分で「セレモニーホール ガーデン会館 玉川上水」に着きました。

桜が満開で、向かいの公園が綺麗だったのを覚えています。

亡くなられたのは 僕のおばあちゃんの弟の奥さんでした。いつも その娘さんが父や母の法事に来てくれて 親しくしてくれています。

午後の早い時間のお通夜が終わり、お食事をいただいていたら 誰からか「ゆたかちゃん ピアノを弾いて」って言われました。
「えっ」
もうあとは帰るばかりと くつろいでお寿司を食べていたら おかしな展開になってきました。そう言えば さっきのお通夜のホールにカバーを掛けたアップライトピアノがあったような…。
「困った困った」って思いながら さっきのホールに戻ってみると みんながピアノを聞こうと待っていました。もう逃げられないと思いながら 妹とピアノのそばにいきました。そうしたらなんと カバーをとったピアノにベーゼンドルファーって書いてありました。びっくりしました。ベーゼンドルファーのアップライトに触れるのは初めてです。もう困ったような、嬉しいような気持ちになりました。誰もいない部屋で心ゆくまで弾きたい気分でした。

妹はショパンの「ノクターン 9-2」を弾きました。そのあとで 僕は「ブルース」「枯れ葉」「蛍の光」を弾きました。タッチが深く、繊細で強弱や鳴り方がヤマハやスタンウェイとは大分違うと思いました。いつもの通り うまく弾けなかったですが、ベーゼンドルファーのアップライトに触れられて嬉しかったです。

うまく弾けるかって事ばかり気にしていました。(ピアノを職業にしているので、恥ずかしくないようにって)

うまく弾けるかよりも 心をこめて弾けばよかったと あとで気がつきました。
そう!心をこめて弾けばよかった。今度はそうしよう。
そう できるかな。きっと 出来るよ。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント