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ヘンリー

昨夜 久しぶりにショスタコーヴィッチの交響曲5番を聞きました。
ゲルギエフ指揮マリンスキー劇場管弦楽団の演奏です。
第一楽章から ヘンリーは背中でリズムをとっているようです。第二楽章スケルツォ、第三楽章ラルゴと音楽に身をゆだねているみたいです。第四楽章の行進のテーマが始まったら、起き上がって スピーカーの方を真剣に見ていました。

ヘンリーはクラシックが大好きです。ベートーベンとハイドンが好きです。モーツアルトはそんなに気に入っていないです。いい演奏だとシェーンベルクみたいな現代音楽でも真剣に聞いています。最初の頃はヴァイオリンソナタのような室内楽が好きで 交響曲はうるさそうでしたが、今は交響曲も大好きです。テーマが形を変えて出てくるのがスリリングなようです。ベートーベンのテーマの展開の仕方が楽しそうです。モーツアルトは 聞き方が分からなそうです。

2、3日前にボブディランのCDをかけたら ヘンリーが急に落ち着かなくなって トイレに何回も行き始め、突発性膀胱炎になりそうだったので慌ててCDを止めました。
以前はボブディランを聞いても大丈夫だったのですが、1966年のイギリス公演で 喧嘩腰で歌っているCDを何枚かかけた時に調子悪くなってから ヘンリーはボブディランが苦手になりました。ごめんなさい。大丈夫なCDもありますが 1980年のゴスペルツアーも落ち着かないようです。
なので CDをかけるのが不安でしたが クラシックを楽しそうに聞いてくれて ほっとしました。

ヘンリーが膀胱炎で美術館前動物病院に入院、手術してから もうすぐで3年になります。
大石先生 ありがとうございます。病院を変えて良かったです。今も元気で過ごしています。

入院は9日間でした。金曜日に入院して、月曜日に手術をしました。術後お見舞いに行くたびに 僕の顔を見もしないで ケージから出せと強引に出ようとしました。他の人だと 鳴いたり、可愛い顔したりしますが、僕が行くと ただ「ここから出せ出せ」って感じでした。今思うと僕には本心が言えたのかなあって思っています。

退院から2、3日して 入院中は音楽が聞けなかったヘンリーに何か聞かせてあげようと思い シュナイダーハン演奏のバッハのヴァイオリンソナタをかけました。うっとりと聞くのかなあって思っていたら、なぜか起き上がって バクバクご飯を食べ始めました。感極まったのか、交感神経過多になったと思います。入院中はずっと心を閉ざしていたのかなあ…。本人は猫だと思っていないので、病院が苦痛だったと思います。

ある時 グールドの演奏を聞いていました。ヘンリーはスピーカーに背を向けてくつろいでいました。突然 グールドが声を出しながら弾き始めた時 ヘンリーははっと振り返ってスピーカーの方を見ました。ピアノを楽しんで聞いていたのに「声を出すなよ」って感じでした。

ホロヴィッツのピアノを初めて聞いた時は「すごい上手いな」って顔していました。「そりゃ そうだよ」って僕は思いました。

ビートルズの「ザ ロング ワイディングロード」を初めて聞いた時には 歌がある事にびっくりしているようでした。それまで生徒さんか僕の弾くピアノの演奏で曲を聞いていたので 歌のある曲だとは思っていなかったようです。

ヘンリーと音楽の話は まだまだいっぱいありますが このへんにしたいと思います。
今年もまた一緒に大晦日 ベートーベンの第九を聞くと思います。ヘンリーの大好きな第九。今年は誰の指揮にしようかな…。
フルトヴェングラー シューリヒト クリュイタンス ヨッフム クレンペラー ベーム…。


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