年々約束の内容が細かくなってしまう

楽器のご用意をお願いすることにも関係しているのですが、ご入会前にお配りするプリントも、だんだん細かい内容が増えてきてしまいました…。

自分でも「細かいな～と思われそうだな」と感じているのですが、事例に基づいてコレもお伝えしておかないと後からお互いに気持ちよくレッスン出来ないな…と思っての事なのです。

ピアノを続ける意志が固まったら楽器はご用意ください。爪は短くしてください。絵の具や墨などの汚れは洗い落としてきてください。ネイルアートとしてラインストーンなどはご遠慮ください。休会・退会の際は…などなど、以前はこんな事を書面にしていませんでした。「なぜそうなのか？」も口頭でお伝えしています。

口に出すか出さないかの問題で、恐らく殆どのピアノ教室では普通のお知らせ事項かと思います。

先日から通って頂いている80歳過ぎのご婦人が、それを家で一通りキチンと読んで下さったそうです。その感想として「大変ですね…細かい事まで。でもきっとそういうことも伝えないとご存知ない方がいるのでしょうね」と。「細かくてすみません」と返答しましたが、さすが元キャリアウーマン！なぜそういう事になったのかもお分かり頂けていました。

ご存知ないことはかまいません。ですが、こういったことを知ってなお「そんなのコッチの勝手。守る必要はない。」とお考えの場合は、それを良しとするお教室をお探しになるのだと思います。

現在、通って来て下さる生徒さんはそれを承諾して下さってのご入会でしたので、お互いに誤解といいますか、「聞いてない」というようなトラブルなく過ごせています。