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子供自身には難しい

楽器の用意はお子さん自身の力ではどうしようもありません。

私の教室では、楽器のご用意はお願いしています。趣味の場合は電子ピアノでも可能ですが、鍵盤数は88のもの。それでもアコースティックピアノとは違うというお話もしています。

続くかわからないので…という場合はソルフェージュ中心のレッスン。また、楽器をお持ちでもお子さんの年齢によっては、まずソルフェージュが主な内容。ですが、この場合はレッスンの様子からお子さん本人のタイミングで実技にすんなり移れます。

体格や理解力からいって十分なお子さんでしたら、遅くとも半年を目安に楽器はご用意頂きたいです。そうでないと、なにしろご本人にレパートリーのようなものがなく、ピアノを弾ける実感がわかないかと思います。

親御様が「そんなことない、どうにかなる。それはピアノ教師のように音楽の進路のために時間を費やしてきた側の意見だろう」とお考えでしたら、かなりお子さんにとってはハードな要求だと思います。練習なしで楽器が弾けるようになることを期待されるなんて…

そして、我々指導側にも「正しい方向性の練習なしで上達させられる!」というセオリーがない事が普通ですから、導入以降の指導を期待されるのは難しいです。(本当は導入こそ大切ですけれど)なにせ自分が練習なしである程度以上満足に弾けた経験がありませんので。

「楽しんでくれればとくに大きな期待をしているわけではない」というおおらかなお考えだったとしても、本人はどうでしょうか?教室で練習してある程度出来たと思ったら、翌週はすっかり忘れて振り出しに戻るの繰り返しになることが予想されます。

家庭で練習環境がないことを知っていながら「宿題だから家で練習しましょうね!」と、教師がお子さんに言うことも躊躇われます。

「本人にその気があれば学校でもどこでも練習できる」こんな考えは、今の時代ほぼ無理だと思えます。一人の子に特別に教室使用可とすることはないでしょう。仮に皆でピアノを囲んでワイワイみたいな光景があったとしても、それはすでに弾けるレパートリーを披露するイメージであり、弾けない所を何度も「練習する」ということではないかと思います。

私は習い始める年齢はいつでも大丈夫だという考えでいます。(趣味なら尚更)早期に始めないと…とは思っていません。ですから、楽器を購入されない理由がもし金額的なことなのであれば、レッスンに通ったつもりで1~2年間レッスン代を貯金し、楽器を用意してから遅れてスタートでも結果的に進みは早いと思います。
そのくらい「練習はセット」の習い事であることをご理解頂きたいです。

「せっかく楽器を用意したのに全く弾かない」これは…なんとも。

子供の多くは好き勝手に音を鳴らすのは好きでも、苦手な箇所を出来るように練習することは好きでないことが普通かと思います。練習習慣が身に付くまでは、ご家庭の上手な声掛けや誘導は必要かと思います。

しかし「だから楽器を買う必要ない」は、また問題が別です。


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