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停滞期 ① 大抵の子に訪れる

毎回レッスンを終えて「楽しかった~!」と帰宅する時期を過ぎ、数年後になんとなく停滞期が訪れる。
大抵の子にそんな時期があるように思います。私自身は小学校中学年くらいの時だったと記憶しています。

教材もだんだん難しくなり、どんどん進むわけでもない。始めた頃の新鮮さもない。そして親に対して素直さがなくなってくる年齢でもあり、親御さんの方でも小さな手で小品を一生懸命弾いていた可愛らしい記憶が遠くなり関心が薄れることもあるかと思います。

今の時代、種類豊富な習い事があり、その中でピアノの優先順位がどのくらいなのかはご家庭によって違うのは当然です。ですから、私は「辞める」という決断をしている方にはお引き留めはしない方針です。残りのレッスンで音楽嫌いにならないような内容を盛り込んで送り出したいと思っています。

でも、「ご相談」という場合は少し違います。親御さんからそのようなお話があり、なんとなく本人の気分にムラがあるような場合は、教材やレッスン内容を臨機応変に!続けていける工夫をします。

実際、小4の頃にそんな時期でご相談があった女の子は現在中学生。もうすっかり落ち着いた女性です。弾くことよりソルフェージュに力を入れてみたり、ポップスをやってみたりの時期を経て、高学年で学校の合唱伴奏をしたり中学でもそういう役割を任されたりして自信をつけているように思えます。部活も音楽系に属しているようです。

あの時辞めていたら、恐らくそういう経験をしないまま音楽になんとなく苦手意識を残してしまったかも?

その妹さんも少し前にそんな時期が…学年もほぼ同じ頃。発表会には出たくないというので今回は意思を尊重し、出演せずマイペースにレッスンを続けています。毎週少しずつ良くやってくるようになっています!

あと、親御さんが信頼して下さったことも大きかったと思います。例えばそういう停滞期に、本人にとって最大限の努力をしないと弾けないような曲を良かれと思って(?)親御さんの希望で「有名曲だからヤル気がでるだろう」とリクエストされたりすると…本人はいっぱいいっぱいになってしまうこともあります。
発表会の選曲でもこのケースが時々ありますね。

単純な気分のムラなのか?嫌いではないけど壁にぶつかって困っているのか?実は元々あまり好きでないのにやらされていたのか?それによって結論は違うと思います。
でも、迷っていらっしゃるなら指導者に相談してみることをお勧めします。


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