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ここからが大変 でも楽しい

発表会演奏曲の譜読みを終えた子が多くなってきました。

「これで完成!もう弾けた!」と思っている方が多いかもしれません。

「最後まで弾けるようになったね!じゃあ、先生が今から○ちゃんの真似して弾いてみるね!」と、ある生徒さんの演奏風に弾いてみました。

すると、隣で聴きながらクスクス笑っています。

「ん?なんか可笑しい?」と訊ねると、「なんかこの曲と違う感じ。」とのこと。

「じゃあ、こんなのは?」と本来のその曲らしさで冒頭を弾いてみました。「そうそう!そんな感じ」と、何かが違うことは気付いたようです。

音もリズムもテンポも一緒。でも違って聴こえる。それは何故なんだろう?どこが違うのだろう?と一緒に少し考えてもらいました。すぐに直せそうな事としてまずフレーズの処理をアドバイスしたところ、真剣に繰り返していました。

「ん?これじゃ聴こえないな」「あ、違う」と独り言を呟きながら。→自分で考えてるな~と隣で見ていて嬉しかったです。

それは連弾で本人が熱望したポップス系の曲なのです。(しっとり歌い上げる系)「○ちゃんがこの曲好きっ!って思ったように演奏出来るといいよね。歌手が一本調子に歌っていたら、たぶんそんな風に感じなかったと思うよ。それと、ソロで弾く曲は元々歌詞のないピアノ曲だけれど、それにも同じように綺麗にカッコよく聴こえる工夫はたくさんありますよ!」と伝えました。

聴いて「なんか違う!」と感じるということは成長しているということです。それをこれから仕上げに向けて考えながら練習です。ここからが大変。でもそれが楽しさでもあります。「趣味だから別にいい」ではなく、出来るだけ理想に近づくように練習すると、鑑賞する場合も気付く事があると思います。



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