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昔の反省 状況を話して欲しかったな…

若い頃の話です。今とは別の地でレッスンしていました。

土地柄、ご近所への音の問題にそれ程神経質になることもなく、ピアノを習うとなればアップライトを用意されるご家庭が多かったのです。

電子ピアノでもいいですか?と質問されることが少しずつ出てきて「趣味と決めているならいいですよ」とお答えしていました。

レッスン時になんの問題もなく進められるお子さんがいました。打鍵の仕方などには、どのお子さんも根気が必要ですが、理解という意味では問題なし。

ところが、真ん中のドを探すのに迷う、音域が広がるとポジションに混乱…ということが見えてきたのです。

ある日その子が言いました。「おうちのピアノだと迷わない」『ん?なんか印とかつけてるの?』「違う、こんなにいっぱい弾くところがない…」『え?どういうこと?』

話によれば、家にあるのはオモチャのキーボードで鍵盤数も足りないものだったのです。お母さんは「あんまり練習しなくて…」としかおっしゃいません。確か電子ピアノだと話していたような…

そういう事があって以来、体験レッスンの際に確認させてもらっています。「続くかわからないので今は楽器がない」という場合は、ソルフェージュのみスタートで、プレピアノレッスンとして教室で楽器に親しむようにします。(ソルフェージュの内容をご存じなくても、体験レッスンで見て頂けば音楽教育に大切な事だとご理解頂けると思います!)

昨日のブログに少し記載しましたが、『勘の良いタイプの子』だと、導入教材の最初は、たいして練習しなくても教材を理解して表面的には弾けてしまうのです。

でも、必ずどこかのタイミングで本人にとって少し難しいと感じる内容になります。その時、大人と子供は違うんですよ~。

大人は「難しくなったんだから練習しなきゃ、そりゃーなかなか進まないよなー。よし、やらなきゃ!」と状況を理解出来ますが、子供はちょっと違うように感じます。「前はいっぱい◎になったのに、なんで全然◎にならないんだ…出来ない」←こんな感じでしょうか?

習い始めはどんな簡単な教材だったとしても、毎日5分でもいい!練習習慣をつけることが、長続きし内容も深めていけます。習慣がついていれば、だんだん心の成長とともに「前と同じ時間じゃ◎にならなくなってきたな」と気付いてくると思います。(時間が長ければいいという訳でもないですけれどね)

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