Krystian Zimerman

大好きなピアニストの一人、
Krystian Zimerman　の室内楽コンサートを聴いてきました。
2月にソロリサイタルもあったのですが、
行く事ができず、残念に思っていたら、
聴きに行かれた知人友人が、口をそろえて
素晴らしかった～
と言うので、やはり早めにチケットを取るべきだったと
後悔していました。
今回も、仕事もある平日で、直前まで予定がわからなかった為、
当日券に並ぶことにしました。
朝から授業とレッスンでクタクタだったのと、
雨が降っていて、少し気持ちが揺らぎましたが、
ブラームスのピアノカルテットを生で聴くチャンスなんて
なかなかないでしょうから、やはり聴きたいと思い、
頑張って行って良かったです。

ツィメルマンの演奏は、留学時代に何度か聴きに行きましたが、
日本で聴いたことがなかったので、とてもとても久しぶりでした。
年齢を重ねた彼の姿に、音色に、とても感動しました
四重奏ですので、4人の音が本当に美しく、時に力強く絡み合い、
一瞬たりとも隙を与えない演奏でした。
テクニックも完璧、本物とはこういうことですね。
何より驚いたのが、チェロは若い日本人男性で、
とてもとても素晴らしかったのです。
四重奏をしっかりと支えていました。