ハンマー交換

先日、ついに新しいハンマーを取り付けて頂きました。

レンナー製の大きくふくよかなハンマーです

新品なので、とってもキレイ

取付作業は、5時間ほどかかりました。

調律師さんが、ハンマーと弦との間隔や高さ、

鍵盤の沈む深さや打鍵の調整・・・etc

たくさんの工程を、88本1本1本丁寧に

作業して下さいました。

長時間にわたり、感謝です

音色は、もっと華やかな音になると期待していたのですが、

高音域については、

やはり元々の弦や駒の状態があまり良くないようで、

思い描いていた音とは少し違いました

でも、バランスのとれた柔らかい音色になったと思います。

これからどんどん弾き込んで

馴染ませていかなくてはなりません。

私だけでなく、生徒さん達にもたくさん弾いてもらって、

早く馴染んで欲しいなと感じているところです。

弾いているより、聴いている方が、

響きを感じることができるので、

ホールのピアノのような感覚かもしれません。



コチラは古いハンマーです。

弦の跡が深くついています。





両親に買ってもらったピアノのハンマー、

何十年もお疲れ様と言って送り出しました。

調律は年に2回、メンテナンスを繰り返しながら

大事に弾いてきましたし、

7年前には、ファイリングなども行っていましたが

やはり、スカスカの音が気になっていました。

記念に、各音域ごと大きさの違うハンマーを

頂く事にしました。