♡ 一冊のえほん ♡
栗東市 ヤマハ ピアノ教室の山下です。
「春あけぼの。ようようしろく なりゆく、
山ぎは すこし あかりて、 むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる」
清少納言の『枕草子』の冒頭です。私は、この気持ちのいい音のリズムが大好きです。
ウーン、というよりは、私は、清少納言の自信満々な言いっぷりがすきです。
「好きなものは好き!嫌いなものは嫌い!そう言って何がいけないの?」
と、笑って問いかけてくるような、天真爛漫な彼女が好きです。
そんなわけで、3月のお教室には、
☆『声に出すことばえほん 春はあけぼの』が一番目のつくところに置いてあります。
そこから少し離れた所に、この時期に必ず置く一冊の絵本があります。
☆『かぜのでんわ 』という絵本です。
以前にも、ご紹介したことがあるかもしれません。
いもとようこ先生の柔らかなタッチで描かれたウサギさんが
赤い電話の受話器を耳にあてている表紙の絵本です。
やまのうえに 1だいのでんわが おいてありました。
だれがおいたのか わかりません。
でんわせんは つながっていませんが、いつも ぴかぴかに みがかれています。
『あえなくなったひとに 、じぶんのおもいをつたえると、
かならず そのひとにとどく…』と言われています。
文字が読めなくても、悲しくて途中で声に出せなくなっても、
絵が語ってくれる絵本です。思わずギュッとしたくなる絵本です。
私にも会えなくなってしまった最愛の人がいます。
二度と「既読」がつくことがないラインに話しかけることもあります。
でも…耳を澄ましていると、その人の声が聞こえてくる気がします。
「だいじょうぶだよ…」そういってくれる声が。
どこかで、目にすることがあったら、是非、是非開いてみてくださいね。
「春あけぼの。ようようしろく なりゆく、
山ぎは すこし あかりて、 むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる」
清少納言の『枕草子』の冒頭です。私は、この気持ちのいい音のリズムが大好きです。
ウーン、というよりは、私は、清少納言の自信満々な言いっぷりがすきです。
「好きなものは好き!嫌いなものは嫌い!そう言って何がいけないの?」
と、笑って問いかけてくるような、天真爛漫な彼女が好きです。
そんなわけで、3月のお教室には、
☆『声に出すことばえほん 春はあけぼの』が一番目のつくところに置いてあります。
そこから少し離れた所に、この時期に必ず置く一冊の絵本があります。
☆『かぜのでんわ 』という絵本です。
以前にも、ご紹介したことがあるかもしれません。
いもとようこ先生の柔らかなタッチで描かれたウサギさんが
赤い電話の受話器を耳にあてている表紙の絵本です。
やまのうえに 1だいのでんわが おいてありました。
だれがおいたのか わかりません。
でんわせんは つながっていませんが、いつも ぴかぴかに みがかれています。
『あえなくなったひとに 、じぶんのおもいをつたえると、
かならず そのひとにとどく…』と言われています。
文字が読めなくても、悲しくて途中で声に出せなくなっても、
絵が語ってくれる絵本です。思わずギュッとしたくなる絵本です。
私にも会えなくなってしまった最愛の人がいます。
二度と「既読」がつくことがないラインに話しかけることもあります。
でも…耳を澄ましていると、その人の声が聞こえてくる気がします。
「だいじょうぶだよ…」そういってくれる声が。
どこかで、目にすることがあったら、是非、是非開いてみてくださいね。
このブログへのコメント