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バッハ 和声

バッハの曲の分析をしていく上で、和声が重要と書きましたが、なんでかってひっきりなしに転調するからです。ええほんとにそりゃもう。和声がちゃんとわかってないとどこから転調してるのかがうまく見つけられないのです。

主調で始まり、主調で終わりますが、その間にいろんな調に寄り道して旅をします。近い調に気軽によっちゃうこともあれば前触れもなく、とんでもない調にでたり、めまぐるしくあっちこっちの調に飛び移ったりします。
その長い旅から最後、元の調に戻ってきたときに、ああ帰ってきた、やっと帰ってきた!というやっと自分の居場所を見つけたような安心感を覚えるのです。さがしてさがしてやっと見つけた居心地のいい場所はもとの自分の家だった、ていう青い鳥的な構成です(笑)

その転調の仕方や、タイミングによって音楽の構成をいろいろと解釈することができます。
それぞれの調をどういう色に感じるか、どういう性格に解釈するかは個人の自由ですが、重要なのは、とにかくその変化を見逃さないこと。転調している瞬間を当たり前に通り過ぎないことです。

ここから今までと違うところに行きますよ!ていうのが、聞いているほうにはっきりと伝わらないと、バッハはとたんによくわからないものになってしまうのです。

そしてバッハはこの音、この瞬間からぱきっと色が変わる、というポイントがとてもくっきりしています。
それを見つけることが分析です。


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