YAMAHA S3X.S6Xを試弾しました

昨日、お世話になっている楽器店さんからお声掛けを頂き、
YAMAHA S3XとS6Xを試弾して来ました。

二台用意して頂きましたが、主にS6Xを試弾しました。

ホールを貸し切り一時間程
バッハ、ショパン、ベートーヴェン、ブラームス、
日本歌曲の伴奏、アリアの伴奏など楽しんで弾かせて頂きました。

S6Xは、低音がとても素晴らしく、伸びもあり豊かな響きを感じました。
高音も柔らかな響きがありますが、明るい音がもう少し響いてくれたらと感じました。

どちらも細かいタッチに敏感で、音色豊かなピアノでした。

私のピアノは、30年以上前に村上輝久さんにヤマハの工場で選定して頂いたピアノです。

現在は関西を中心にご活躍の優秀な調律師さんのお陰で、今も色褪せることなく、
柔らかさも華やかさも力強さも保っております。

新しいピアノを弾くと、最新の技や技術者のこだわりやアイデアを感じます。

昔も今も、こだわりを持って造られたピアノは、時が経っても変わらずに素晴らしい
音色を奏でてくれると思います。
しかし、それを維持するためには、確かな技術を受け継いだ調律師さんが必要です。

今回、最新のピアノを試弾させていただき、その素晴らしい音色に納得いたしました。

それと同時に、その音色を維持し続けるための技術、そのピアノが持つポテンシャルを
引き出す技術を受け継いだ調律師さんがいて、はじめて自分が納得した音色で演奏し
続けることが出来るのだと思いました。

身近な調律師さんの凄さを改めて実感しました。

昨日は、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。