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回り道♪

このブログは、【2013年10月22日】投稿記事の本文です♪
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前回の記事で、少しだけ触れた事ですが…、

私が、音大音楽専攻科を修了後、「音楽とは無関係の事務職」の仕事についた理由。


専攻科在学中に、入院生活を体験し、退院後、全力で専攻科の課題をこなし、
何とか無事に、専攻科修了出来たのですが…、
病み上がり身体で、ピアノの課題を全てこなす事は、
体力的に、かなり消耗し、「少し、ピアノを控えたい…」と思った事


「学生」の身分がなくなると、「仕事」をしないと「社会人」とは言えません

専攻科修了後の「就職活動」なんて、在学中は全くできなかったのですが…、
たまたま、本屋さんに並んでいた「就職情報誌」を手にとって、見つけたある職場。

「ここなら、私でも、働けるかもしれない

そんな直感がはたらいて、
修了演奏会の直前に、応募、面接、トントン拍子に、採用していただけたのでした。

2月の中旬頃は、全く不透明だった、「専攻科修了後の進路」は、急展開!

まるで、ここでお仕事をする運命で、「そうなる事が決まっていた」かのように…



千葉県佐倉市にある、国立歴史民俗博物館の事務補佐員、館長秘書の仕事。



当時、住んでいた自宅のある成田市からも、通勤も楽で、
民間企業の営利団体ではなく、学術的な環境の職場。
病み上がりの私にとっては、これ以上ない職場でした。


心配だったのが、

「音楽一辺倒だった私が、事務のお仕事、ちゃんと出来るかな…

多少の不安はあったものの、前任者の方から引き継ぎを受けて、
職場の皆様も、芸術系の大学を出た「変人」の私を、温かい目で受け入れてくださいました



実は、この歴博で出会った 隣の人事係にいた 色々な事を教えてくださった先輩が、
今、発表会でご一緒してくださっている、Y先生。


国の機関での仕事は、最長3年間でしたので、
Y先生と、同じこの職場で仕事をしたのは、約2年程。
職場を退職した後も、友情・交流は続き、
今では、ご一緒にピアノ発表会を開く、大切なパートナーです

Y先生は、音楽大学出身ではありませんが、国立大学を出た才媛。
幼少の頃から、ピアノを習っていて、ピアノも「生き甲斐の一つ」だったのです

ピアノの先生って、「国家資格」が必要な仕事ではありません。
音大のピアノ科を出なくても、「ピアノを教えてほしい」という生徒さんと出会えば、
「ピアノの先生」の道を歩む方々も、全国で数多く活躍していらっしゃいますよね


それにしても…、「人と人とのご縁」って、本当に、不思議ですよね!


この歴博在職中は、朝からフルタイムで仕事をして帰宅した後、
学生時代は「練習することが当たり前」だったのに、
ピアノの練習は、週末に少しできる程度

この当時、技術的には、かなり「落ちて」しまったのですけれど…

この事務のお仕事をしていた期間中に「学べた事」は、たくさんあります

「音楽一辺倒」だった私が、
少し「音楽から離れた時期」があったからこそ、
気付けた事、学べた事も、本当にたくさんありました。

なので、この経歴を、私は後悔していませんし、
むしろ、「貴重な経験」ができたこの時期がある事を、誇りに思っています



一旦、ピアノから離れた後、再び「ピアノを教える仕事」につくためには、
もちろん、それなりの苦労はありましたが…、
今は、こうして「ピアノ講師」として復帰することができました。

「離れていた時期」があるからこそ、
「ピアノを弾ける喜び」を、心から感謝する気持ちも一層強く抱くものです。



「特急電車」で、ストレートに「目的地」に行く人生では、体験できない
回り道の多い「各駅停車」の人生も、中々、味わい深いものです。



生きていく中で直面する様々な経験・体験は、「今の私」を支えています

人生、「無駄な事」なんて、1つもありません。

全てが、「大切な学び」なんですね



「回り道」したからこそ出会う事ができた「大切な友人・同志

素晴らしい「ご縁」に、心から感謝して、
これからも、Y先生と共に、ピアノの発表会を協力して続けていきたいなぁ…、
と思っています


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