日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

努力しても結果に繋がらなかったとき

ピアノ教室.COM


音楽は普段わかりやすく点数や記録が出るものではありませんが、
コンクールや学校の伴奏のオーディション、試験などで結果が出ることがあります。
ほかの演奏者の状態によっても結果が左右されるために、本人が重ねた努力が思うように結果として出ないこともよくあります。


生徒さんがそういう立場に立ったとき、どんな声かけをしようかということは、いつも悩みます。
努力したからといって必ず目に見える結果に繋がるわけではないということは、
残念ではありますが人生ではままあることです。


頑張ったのにダメだったことに落ち込みますが、そこで一番心が弱ってしまうのは、
思うような結果が出なかったことを身近な誰かに責められてしまうことです。
「なんでダメだったの(疑問ではなく詰問)」「ああすれば良かったのに」
皆さんもそんな経験はありませんか?


声かけを悩みながらも私が心に留めていることは、
まずは結果を結果として生徒さんと一緒にきちんと受け止めることです。
生徒さんが残念がったり悔しがったりしていれば、その気持ちを受け止めること。
そして大事なのは、結果よりも努力した過程そのものを褒めること。
結果として出ないなら意味はないと断定する論調に出会うことがありますが、
物事はそう単純ではないですよね。結果重視のビジネスとも違います。
特に音楽は評価が人によって違いますので、ちょっとしたことで結果は変化します。
目先の結果にとらわれるともっと大事なことを見誤りやすくなる、と私は思うんです。


次があるのであれば、今回の改善点を一緒に考えることも大切です。
結果が出なかったとしても、良かった点もありますし、もっとここはこうした方が良いという点もあります。
それらを次に繋げていくことが大事ですね。


努力したことは、今は目に見えなくても、本人の中に積み重なっていきます。
それだけが確実に言えることです。
その積み重ねがいつかこの先の結果に繋がります。
それを、忘れないでいたいなと思います。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント