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恩師の記念コンサート

9月23日(土・祝)に、だいしホールにて、私の大学時代の恩師である鈴木賢太先生の新潟大学着任20周年記念コンサート「つむぐ音」が開催されました。

今回は鈴木先生だけではなく、卒業生から現役生までの15名の門下生と一緒のコンサートです。
私は今回、実行委員の1人として会に関わらせていただきました。

私が大学を卒業してから15年が経ちます。
今でも大学時代の4年間は私にとって大切な時間であり、日々心の底でどっしりと私を支えてくれています。

鈴木先生から学んだことは数多くありますが、心に一番強く残っているのは、いつもまっすぐに音楽と向き合っておられる姿です。

音楽と向き合うということは、楽しいばかりではなく、時に辛い気持ちも伴います。

音楽は実際には厳しい競争の世界であること。
表現したいことに比べて自分の表現力や技術力の乏しさにぶつかってしまうこと。
日々の雑事に振り回されて、じっくり音楽と向き合う時間が限られてしまうこと。

音楽を始めてからもう30年が経つのですが、いつも自分が音楽という果てしない大海に漕ぎ出す小さな船のように感じる心許なさは消えません。

鈴木先生が同じ気持ちを持っているかどうか推し量るのは僭越に過ぎることですが、いつも真摯に音楽や生徒と向き合う先生の後ろ姿に、当時も、そして今も学び励まされ続けているように思うのです。

今回出演した門下生15名も、それぞれが日々何かを背負いながら音楽と向き合い続けています。
コンサートの演奏を聴きながら、その気持ちがこちらにも伝わってくるようで、静かにこみ上げてくるものがありました。

鈴木賢太先生の門下生になれたこと、同じ門下生の人たちと出会えたことを、心から嬉しく思います。

最近よく思うのは、音楽と向き合うのに、期限は決められていないということです。
それは、自分のペースでこつこつと積み重ねていけるということ。
鈴木先生から教わったことと共に、これからも日々音楽と向き合っていこうと思います。


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