好きな作曲家
クラシック音楽の作曲家は数多いますが、どの作曲家が一番好きかと聞かれると返答に困ってしまいますね。どの作曲家も素晴らしいです。
でも、まあ…強いて上げるとするなら、私はドビュッシーやラヴェルと言った近代フランス音楽の作曲家が好きです。
それまでとは一線を画す、調性からのびのびと自由になった曲調。
たくさんの音を重ねて織りなす絵画のようで、なおかつ音色が立体的でもあります。
「水の反映」「雨の庭」「雪の上の足跡」(ドビュッシー)や、「悲しい鳥たち」「道化師の朝の歌」「水の戯れ」(ラヴェル)等々、曲のタイトルが物語的で美しいのも特徴的です。
最初これらの作曲家の曲の練習を始めた時は、響きが独特すぎて良さがよくわからなかったのですが、やっていくうちにじわじわとその良さが心に沁みてきます。
バッハやベートーヴェン、ショパンなどのクラシックの王道である作曲家もまた素晴らしいのですが、その傍で繊細に色とりどりの花を咲かせているフランス音楽もまた良いものです。
これらの作曲家の曲が気になった方、ぜひぜひ聴いてみて下さい。
世の中にはまだまだ私の知らない曲がたくさんあります。
これからも魅力的な曲をもっと知り、それを生徒さんにも伝えていけたらいいなと思います。
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