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新潟県音楽コンクール本選会

今週、新潟市は毎日熱中症アラートが出される猛暑となっております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は駄目です。もうだめです。毎日人間の形を保っているだけで精一杯です。
来週は軒並み30度に行かない日が続くようですので、それだけを希望として日々生き抜こうと思います。



先週末、りゅーとぴあで開催された「新潟県音楽コンクール」を見に行ってきました。
昨年は新型コロナウイルスの流行により開催が中止されたので、2年振りです。
最初から最後まで全ての演奏を聴いてきました。
ピアノ以外の楽器も楽しいのですよね。

今回強く感じたことは、出場者の皆さんの個性がとにかくはっきりしていたこと。
もちろん、これまでのコンクールで出演された方に個性がなかったというわけではありません。
しかしながら、今回はさらにはっきりと演奏者お一人お一人のこう弾きたいという意図が伝わってきました。
なんなら、その人となりまで立体的に見えるような演奏が多かったです。
「先生にこう言われたからこう弾いている」ではない、演奏者自身そのものが出ている演奏です。
そこに加えて、自分の意図する演奏を表現するための確かな技術が備わっている。
ひとりひとり終わるたびに、次の方はどんな演奏をするんだろう?と楽しみながら聴いていました。
長らく聴いてきた県のコンクールですが、これまでとは一線を画した印象を受けました。


コンクールが終わってから、暑い中1週間ふわふわと考えていました。
まだ考えがきちんとまとまっていないところもありますが、おそらく、
これまでよりも「個」をはっきり持つ時代になってきたのだなと感じています。
令和に入り「多様性」が重視されるようになったことも大きいと思います。
人は、時代の持つ力から大なり小なり影響を受けますものね。

私はこういう人間であり、何が好きで、何が嫌いで、どうしている時に幸せなのか。
目の前にある曲をどのように捉えて、どう感じて、どう表現していきたいのか。
そこを明確にし、表すこと。
そして、自らの意図することを的確に表現するために必要な技術を習得すること。
それらがとても大事であることを感じました。


この変化は、私にはとても素晴らしいものに見えます。
それと同時に、生徒さん自身が「自分」を持ち、表現することをサポートするためのレッスンを、
今後はより目指していかなければいけないなあと思いました。



聴きに行って、考える種をたくさんもらって帰ってきました。
コンクールに出場された皆様、企画運営された皆様、本当にお疲れ様でした。


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