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ピアノ教室という場所

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7月が始まりました。下半期ですね。
今年の時の流れはいつにもまして速く感じられます。体感では今5月くらい。
ばたばた時間に追われてしまわないように自分のペースを取り戻していきたいと思います。


さて、ピアノ講師を始めてから17年ほど経ちまして、多くの子供たちと接する中で時々感じることがあります。
それは、彼らなりに学校という場所に適応しようと頑張っていて、疲れたり傷ついたりすることがあるということ。


学校は大事な社会の一つの場ではありますが、少々特殊な場所でもあります。
同じ年頃の子供が、同じ場所に集まり、同じ時間に、同じ(ような)服装で、同じカリキュラムを受ける。
ひとたび社会に出ると、これだけ「同じ」が揃う場所に出会うことはあまりありません。
(今パソコンで打ち込んでいて「同じ」がゲシュタルト崩壊を起こしました)
そこにひとりひとり全く違う個性の子供たちが揃うわけですから、摩擦もすれ違いもあるでしょうし、
常に順風満帆というわけにはいかないかもしれません。


子供は、自分が傷ついている時でも、明確に言語化できていないことがほとんどです。
小さい子であれば、なんかつかれた、なんかやだ、という言葉となることが多いでしょうか。
小学校高学年以降になると人間関係も複雑になりますし、中高生にもなれば保護者や先生には言わないことがどんどん増えていきます。
繊細でおとなしい子ばかりではなく、活発で学校に大いに適応しているように見える子でも、いろんなことを感じているんですよね。


そんな子供たちを見て、ピアノ教室は何ができるだろうか?ということをよく考えます。


ピアノ教室はピアノを教える場所ですが、子供たちにとってひとつの「場」であれたらと思うのです。
学校でもなく、家庭でもない場所。
友達でも、学校の先生でも、親でもない、ピアノの先生という立場の私。
学校は社会の一つではありますが、全てではなくほかの社会もあると知ることがささやかな救いになると思うのです。
そんなことを、なんとなくでも感じ取ってもらえたらと思っています。


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