憧れの保育園の先生に～

保育科の短大、もしくは　専門学校に通う学生さんが　何名かうちの教室にピアノを習いに来てくれています。

そのうちのひとりが　先日、

「先生、〇〇保育園に採用が決まりました！♪」

「キャー♡　やったね♪」　　

「おめでとう♡（＾◇＾）」

その前のレッスンの子のつきそいのお母様ともども　私たち一緒に大喜びしました。

かねてから　彼女の希望していた保育園でした。

そこに　そのお母様、「その〇〇保育園、合奏とか　すごいですよ～～」と・・・・・・・

「！！！！！・・・・・・・・・・・・・」

うわっ。。。。。　そりゃ大変ですわ。

「い～じゃない！　音楽教育に力を入れてるってことだから、ピアノの頑張った甲斐があったね。

腕のみせどころよっ（＾◇＾；）」　　　

よけいなプレッシャーかけるような励まし方をしてしまいました。

合奏のすごいところって　園児もたいへんだけど、先生が一番大変なのよ。


どこの園にせよ、保育園の先生は大変だ。

言うこときかない子、すぐ泣く子、あっちこっち勝手に動き回る子、または　わけのわからんことを言ってくる子供のような親・・・・（う、うちにはいませんよっ）

それらをすべて指導していかねばならない。。

彼女の細い肩にずしっとのしかかってくるそれらの苦労を思うと　多少なりとも胸が痛むが、

どこにお勤めしたって　必ず　苦労はある。

こうやって何人も、幼稚園や　保育園に先生として　送りだしたけど、彼女たちはみな職務を立派に努めあげている。

彼女たちが弾くピアノで園児たちが　ピーピー可愛らしい声でうたっているのを想像すると

私もいい仕事をさせてもらっていると　仕事の神様（そんな神様がいるのなら。。。）に感謝し、
なんかワクワクします。


ところで　園の採用試験に初見が出たらしい。

それが　バイエルの後半（１００番）だったと。。。。

以前にやっていた曲なので、なんとか　間違えはしたが最後まで弾けた～、との事。

やっぱ、、、バイエルかあ。。。。　やってなかったらどうなっていたか・・・・ゾゾゾ。。。

これははずせませんねえ・・・・・・・


たぶん、彼女も　先生になってからも　習いに来てくれるんじゃないかと思ってる。

去年、保育園の先生をしていた生徒が　結婚やら　留学であいついで辞めてしまって

さみしいなあ、、と思ってたところ。

ピアノを教えるのだけではなく、仕事の愚痴を聞くのも　私の仕事なのだ。

もちろん、守秘義務（あるのか？）はお守りします！！！

彼女らの仕事の悩みや、しかし大きなやりがいを聞いていると　彼女たちの成長をひしひし感じ、

私自身、とても嬉しい。

とにかくおめでとう、Iさん♡