第九の歴史
私の生徒さんが第九の合唱祭に参加なさるとのことで、ご案内を頂きました。
ご盛会を、心よりお祈りします。
年末にベートーヴェンの交響曲第九番が演奏されるようになったのには、非常に興味深い経緯があります。
日本で最初に「第九」が演奏されたのは、徳島県の鳴門市(当時は板東町)にあったドイツ兵の俘虜(捕虜)収容所です。1918年のことなので、大正時代の出来事になりますね。
日本においては、その合唱に参加する人々にとっては、それを歌うことが、新年を迎えるための臨時収入になっていたのです。
そういう厳しい時代にあって、ベートーヴェンが作ったこの音楽が、日本の中に息づいていたことは、とても感動的なことですね。
ご盛会を、心よりお祈りします。
年末にベートーヴェンの交響曲第九番が演奏されるようになったのには、非常に興味深い経緯があります。
日本で最初に「第九」が演奏されたのは、徳島県の鳴門市(当時は板東町)にあったドイツ兵の俘虜(捕虜)収容所です。1918年のことなので、大正時代の出来事になりますね。
日本においては、その合唱に参加する人々にとっては、それを歌うことが、新年を迎えるための臨時収入になっていたのです。
そういう厳しい時代にあって、ベートーヴェンが作ったこの音楽が、日本の中に息づいていたことは、とても感動的なことですね。
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