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田んぼの中のカンパネッラ?!

成人してからクラシック音楽が好きになったという方と、お話ししました。

「ピアノの音に病みつきになっていて、特に、リストのラ・カンパネラが大好きなんです。」と仰いました。そして、「カンパネラは田園という意味で、ヨーロッパの広大な風景を、リストがピアノで表現したんです。」と続けられました。

私はそのとき黙っていようかどうしようか迷ったのですが、つい、「イタリア語のcampanella(カンパネラ)は、「田園」じゃなく、「比較的小さめの鐘」や「つり鐘」を意味します。」と言ってしまいました。

パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章「鐘のロンド」と言われる曲を元にリストが、後に「パガニーニによる大練習曲」と呼ばれる作品を作り上げ、その中の第3番がかの有名な「ラ・カンパネラ」として広く親しまれているのです。

まあ、「広大な田園に鳴り響く鐘」といった感じでしょう。

音楽は自由に楽しんで良いと思いますが、好きになればなるほど、相手のことを知りたいと思うのと同じように、作品について正しい理解を持ちたいと願うようになりますね。

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