調律の狂いにくい湿度は?
蒸し暑い日が続いていますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
ピアノにとっても辛い季節ですから、ピアノが不調を起こしているといったお話を聞きます。
無暗に除湿器をたくと過乾燥に陥り、ピアノが壊れてしまうことがあるので、気を付けて下さい。
湿度30%以下ではチューニングピンが緩くなり、湿度20%以下では木材部にヒビが入ります。
また、湿度35%以上ではアクションに摩擦が起きますが、これはある程度仕方がないとされています。
ピアノの調律は、湿度40%以下は安定していることはご存知でしたでしょうか?そう言うと、「え?50%~60%(ピアノによっては45%~55%) が良いんじゃないですか?」と反論したくなる方もいらっしゃることでしょう。
実は、湿度40%以上から、木目の縦方向に木材が膨張するため、調律が狂うのです。
そのため、この近辺から都内のコンサートホールにおいては、ステージ上の湿度を24%程度に設定することが多いそうです。
コンサートホールのピアノが、9年~15年程度で買い替えになるのは、演奏会という短い時間に最高の音を出すために、ピアノにとって過酷な環境を強いるからなのです。
ご家庭のピアノはもっと長く使えるよう、楽器に優しいお部屋環境と、演奏者の細やかな思いやりでメンテナンスしていきたいものですね。
ピアノにとっても辛い季節ですから、ピアノが不調を起こしているといったお話を聞きます。
無暗に除湿器をたくと過乾燥に陥り、ピアノが壊れてしまうことがあるので、気を付けて下さい。
湿度30%以下ではチューニングピンが緩くなり、湿度20%以下では木材部にヒビが入ります。
また、湿度35%以上ではアクションに摩擦が起きますが、これはある程度仕方がないとされています。
ピアノの調律は、湿度40%以下は安定していることはご存知でしたでしょうか?そう言うと、「え?50%~60%(ピアノによっては45%~55%) が良いんじゃないですか?」と反論したくなる方もいらっしゃることでしょう。
実は、湿度40%以上から、木目の縦方向に木材が膨張するため、調律が狂うのです。
そのため、この近辺から都内のコンサートホールにおいては、ステージ上の湿度を24%程度に設定することが多いそうです。
コンサートホールのピアノが、9年~15年程度で買い替えになるのは、演奏会という短い時間に最高の音を出すために、ピアノにとって過酷な環境を強いるからなのです。
ご家庭のピアノはもっと長く使えるよう、楽器に優しいお部屋環境と、演奏者の細やかな思いやりでメンテナンスしていきたいものですね。
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