とっても小さいピアニスト

3歳になったばかりのA子ちゃん、お姉さんのピアノを傍らで聞きながら、「自分も習いたい！」とレッスン室で大泣きして、お母さまを説得（？）したピアノ大好きな女の子です。

私の教室では、3歳前半のお子さんについては、レッスン開始時期を少しお待ち頂くことが多いのですが、このお子さんは、親、教師ともどもに説得してしまうほどの情熱？！でした。

彼女の通用言語は、英語とタイ語のため、近所の楽器店に並んでいる日本語による幼児向けの教材を使うわけにも行かず、私が書いたオリジナルのテキストと、米国からの輸入楽譜を使ってレッスンを開始しました。

このくらいの年齢のお子さんは、長時間楽器の前に座ってられないことが多いのですが、A子ちゃんに関しては、レッスンが終わってもまだ弾き足りないような様子で、大好きなピアノからなかなか離れようとしません！

それに、レッスン中の表情が、まるで大人のようなんです。まだ、指導内容はまだ導入レベルですが、真剣さというか、私の話を聞く態度や、音への集中力の高さが並ではありません。

「春の発表会に出る！」と張り切っているので、現在、選曲している最中です。優しいお母さまと、ピアノ大好きなお姉ちゃん（小学生）の協力があって、おうちでも練習がきっちり出来ていることに感謝しております。

この調子だと、きっと参加出来るようになっていますね！